この記事の結論
東京では大手の制作会社からフリーランスまで頼める相手がそろっている分、見積もりの金額も中身もばらばらです。相場は「東京だから高い」わけではなく、依頼先の体制とサイトに入れる中身で決まります。都内の会社かオンラインの会社かで迷ったら、何が料金に含まれ、公開後にどう頼めるかをそろえて比べるのが、失敗しない近道です。
目次9の章+よくある質問
結論|東京の制作会社選びは、選択肢の多さに振り回されないこと
最初に結論を書きます。東京でホームページ制作会社を探すときは、次の3つを押さえておけば、大きく迷わずに済みます。
- 相場の目安:小規模な制作会社なら数十万円台が中心で、中堅なら100万〜300万円程度。東京だから高いのではなく、依頼先の体制とサイトに入れる中身で金額が決まります。
- 都内の会社か、オンラインか:顔を合わせて進めたいなら都内の会社、料金やデザインで広く比べたいならオンラインで全国から。どちらにも良さがあります。
- 安くても失敗しない条件:追加料金がかかる条件、テンプレートかどうか、初稿の見せ方、公開後の修正の頼み方を、契約前にそろえて確かめることです。
東京には、大手の制作会社や広告代理店から、数人の制作会社、個人のフリーランスまで、頼める相手がそろっています。選べるのはありがたいことですが、そのぶん見積もりの金額も、含まれる作業もばらばらです。この記事では、東京の事業環境をふまえて、相場の見方、会社の選び方、見つけてもらうための集客、23区の補助金と相談窓口までを順番にまとめました。僕ら格安HP屋も千代田区神田神保町でホームページを作っていますが、ここではできるだけ中立に書いていきます。
東京の事業環境とホームページ事情|同業が近くにいる前提で考える
東京都産業労働局の「東京の中小企業の現状(サービス産業編)」(令和7年度)によると、令和3年の経済センサスで都内の民営事業所は628,239。全国の事業所の12.2%が東京にあります。そのうち87.1%が第3次産業、つまり小売や飲食、専門サービス、情報通信などの仕事です。都内の事業所で働く人は約959万人で、全国の16.6%にあたります。
同じ報告書では、2022年度の都内総生産(名目)は120.2兆円。内訳は、卸売・小売業が21.6%、不動産業が12.7%、専門・科学技術、業務支援サービス業が12.3%、情報通信業が11.6%と続きます。お店も、士業やコンサルタントも、IT企業も、同じ業種の事業者がすぐ近くにいる。これが東京でホームページを考えるときの前提です。
東京の会社のホームページが見られる場面
同業が多いということは、お客さんや取引先が「比べてから決める」場面が多いということでもあります。東京でホームページが見られるのは、たとえばこんなときです。
- 来店型のお店・クリニック:駅や街の名前で探した人が、地図を見ながらいくつかのサイトを開いて比べる
- 士業・コンサル・専門サービス:紹介で名前を聞いた人が、料金の目安や得意分野、人柄を確かめに来る
- BtoBの会社:取引先の担当者が、事業内容や実績、窓口を確認する。社内で説明する資料代わりに見られることもある
- 採用:求人サイトで見つけた会社の雰囲気を、求職者が公式サイトで確かめる
どの場面でも、読み手はほかの会社のサイトと見比べています。どこかで見たような見た目や、何年も前で止まったお知らせ欄は、それだけで候補から外れる理由になりかねません。東京でホームページを作るなら、「比べられたときに、選ぶ理由が伝わるか」を最初に考えておくのがおすすめです。
東京のホームページ制作の相場|「東京だから高い」とは限らない
東京の制作会社は高い、というイメージを持つ方もいますが、地域で相場が大きく変わるわけではありません。ホームページの制作費は大部分が人の手間なので、差が出るのは依頼先の規模・体制と、サイトに求める中身です。一般的な目安は次のとおりです。
| 依頼先 | 費用の目安(一般的なレンジ) |
|---|---|
| 自作(ツール・テンプレート) | 0〜10万円程度 |
| フリーランス | 10万〜50万円程度 |
| 格安・小規模制作会社 | 数十万円台が中心(テンプレート利用かフルオリジナルかで中身は大きく変わる) |
| 中堅制作会社 | 100万〜300万円程度 |
| 大手制作会社・代理店 | 300万〜1,000万円以上 |
東京なら、この表のどの価格帯の会社にも頼めます。同じ「会社案内のサイトを作りたい」という相談でも、大手に頼めば戦略づくりや撮影、進行管理まで含めて数百万円、フリーランスにテンプレートで頼めば10万円台、ということも起こり得ます。金額の差は、多くの場合「含まれている作業の差」です。
見積もりを比べるときは、ページ数、デザインの作り方(テンプレートかオリジナルか)、原稿や写真を誰が用意するか、スマートフォン対応、公開後の修正の扱いをそろえてから金額を見てください。費用の内訳はホームページ制作費用の相場に、今あるサイトを作り直す場合の考え方はホームページのリニューアルにまとめています。

都内の制作会社か、オンラインで全国から選ぶか
東京の事業者にとって「地元の会社」は、都内の制作会社です。近くの会社に頼むか、オンラインで全国から選ぶか。どちらが正解ということはないので、向き不向きで考えてみてください。
| 比べるところ | 都内の制作会社 | オンラインで全国から |
|---|---|---|
| 打ち合わせ | 対面で会いやすく、表情を見ながら話せる | ビデオ通話・電話・メール。移動の時間がかからない |
| 選べる範囲 | 都内の会社の中から選ぶ | 全国の会社から、料金やデザインで比べられる |
| 街の土地勘 | 近くの会社なら、街の雰囲気や客層が通じやすい | 最初に商圏や客層を伝えれば補える |
| やり取りの記録 | 口頭で決めたことは、あとで書面に残す必要がある | メールやチャットにそのまま残る |
| 向いている人 | 顔を合わせて相談したい、現場を見てほしい | 移動の時間を取りにくい、広く比べたい |
都内の会社なら会いに行きやすいのは確かです。ただ、同じ東京の中でも、打ち合わせのたびに出向くとなると、移動の時間は意外とかさみます。店を空けにくい、日中は現場を離れられない、という方はオンラインのほうが続けやすいかもしれません。
オンラインで進めるなら、この4つを最初に決める
- 連絡手段と返信の目安:メール中心か、電話も使うか。何日くらいで返すか
- 素材の渡し方:原稿のたたき台、写真、ロゴを、着手前にまとめて共有する
- デザインの確認方法:画面共有や共有リンクを一緒に見ながら、「この見出しをもう少し大きく」と具体的に伝える
- 修正の伝え方:気づくたびに送るより、まとめて優先順位をつけて伝える
この4つを決めておくだけで、オンラインでもかなりスムーズに進みます。近い地域の事情は横浜でホームページ制作会社を探すならにも書いています。
安く作っても失敗しないための選び方
選択肢が多い東京では、何社かに見積もりを頼む方も多いと思います。そのときに確かめたいのは、次の6つです。
1. 追加料金がかかる条件
「修正は2回まで」「ページ追加は1ページごと」「原稿づくりは別料金」など、基本料金の外で費用がかかる条件を先に聞いておきます。安い見積もりほど、ここで差がつきやすいところです。よくある追加費用はホームページ制作の追加費用にまとめました。
2. テンプレートか、オリジナルか
テンプレートは早く安く作れる反面、同じ型を使ったサイトと見た目が似やすくなります。同業のサイトと見比べられることが多い東京では、似て見えること自体が不利になる場合もあります。どこまで自社に合わせて作ってもらえるのかを確かめましょう。
3. 初稿をどんな形で見せてもらえるか
最初のデザインを、画像やラフ(ワイヤーフレーム=どこに何を置くかだけを示した設計図)で見せる会社もあれば、ブラウザで実際に開ける形で見せる会社もあります。画像だけだと、スマートフォンでの見え方や、ボタンを押したときの動きがつかみにくく、完成してから「思っていたのと違う」となりがちです。
4. 公開後の修正と保守の条件
公開したあとも、料金の改定、スタッフの入れ替わり、休業日のお知らせなど、手を入れる場面は続きます。月額の保守契約が必須なのか、1件ごとに頼めるのか、自分で更新できる範囲はどこまでかを聞いておきましょう。
5. ドメインとサーバーの名義
ドメイン(インターネット上の住所)とサーバーが、お客様名義で契約されるかどうかも大事です。制作会社の名義のままだと、あとで別の会社に乗り換えるときに手間がかかることがあります。
6. 窓口になる担当者と、返事の速さ
誰が窓口になり、どのくらいで返事が来るのか。問い合わせや見積もりのやり取りの速さと丁寧さは、そのまま制作中のやり取りの目安になります。何社かに同じ内容で問い合わせてみると、この違いがよく見えます。
問い合わせの前に、目的(問い合わせを増やしたい、採用に使いたいなど)、必要なページ、予算と公開したい時期、自分で更新したい範囲、参考にしたいサイトを2〜3つ、メモしておくと、各社の提案を同じ土俵で比べやすくなります。会社選びの全体像は失敗しないホームページ制作会社の選び方、進み方はホームページ制作の流れをどうぞ。
東京で見つけてもらうための集客|「駅名・街の名前×業種」で探される
「東京 ◯◯」「新宿区 ◯◯」のような広い言葉は、同業が多く、上位に出るのは簡単ではありません。お客さんが実際に探すときは、「神保町 カレー」「神楽坂 小児科」「三軒茶屋 美容室」のように、駅名や街の名前と組み合わせることがよくあります。東京の集客は、この「駅と街の単位」で考えるのが近道です。
ホームページ側でやっておきたいこと
- 最寄り駅と出口、徒歩の分数をはっきり書く(「◯◯駅A1出口から徒歩3分」のように)
- ビル名と階数、エレベーターの有無、入り口の写真を載せる。ビルの中にある店や事務所は、迷わずたどり着けるかどうかで来店が変わります
- 街の名前とサービスを、見出しや本文に自然に入れる。1つのページに地名を詰め込む必要はありません
- 料金の目安や、初めての人がよく聞くことを先に書いておく
Googleビジネスプロフィールを整える
Googleビジネスプロフィール(Googleの地図や検索に出る無料の店舗情報)は、来店型の事業なら必ず整えておきたいところです。店名・住所・電話番号をホームページと一字一句そろえ、営業時間、写真、口コミへの返信をこまめに更新します。やり方はMEO対策の基本、検索全体の考え方はSEO対策の基本にまとめました。業種別にはクリニック、美容室・サロン、士業のホームページの記事もあります。
近くに同業が何軒もあるなら、プロフィールの説明文やホームページの見出しで、「何が得意か」「どんな人に向いているか」をはっきり書き分けることも大切です。駅前に歯科が3軒並んでいたら、見る人が知りたいのは、どこが自分に合うかだからです。
BtoBの会社は「会社名で検索されたとき」に備える
取引先や求職者は、名刺や求人で知った会社名で検索します。そのときに、事業内容、実績、会社概要、問い合わせ先がすぐわかるかどうか。都内の会社どうしで比べられる場面が多いぶん、ここが整っているかどうかで第一印象が変わります。
東京の事業者が相談できる窓口と、区ごとの補助金
東京には、無料で経営の相談ができる公的な窓口がいくつもあります。ホームページを作る前に、販路や予算の考え方を整理するのにも使えます。
- 東京商工会議所の無料経営相談:23区内に事業所がある中小企業などが対象です。丸の内の本部のほか、23区それぞれに支部があり、販路拡大や補助金、ITの相談もできます。
- 東京都よろず支援拠点:国が設けた無料の経営相談所です。売上を伸ばしたい、集客をどうするか、といった相談に乗ってくれます。
- 東京都中小企業振興公社の総合相談:何度でも無料です。秋葉原の窓口のほか、城東・城南・多摩の支社でも相談できます。
東京商工会議所の無料経営相談は23区内に事業所がある方が対象なので、多摩地域の方は、公社の多摩支社や、地元の商工会議所・商工会に問い合わせてみてください。
補助金は「国・都・区」に分けて考える
国の小規模事業者持続化補助金は、販路開拓の取り組みの一部としてなら、ホームページの費用も対象になり得る制度です。都では、東京都中小企業振興公社の市場開拓助成事業(令和8年度)の対象経費に、サイトの制作・改修費も入っていました。ただし展示会などへの参加費の申請が必須で、サイト制作費だけでは申請できません。対象も都や公社の評価・支援を受けた製品や、都が定める成長産業分野の製品などに限られ、今年度の受付は5月に終わっています。
東京ならではなのが、区が独自にホームページ作成費を補助している例があることです。令和8年度の公式ページで確かめられたものでは、次のような制度があります。
- 中央区:新規作成か全面改修の制作費を補助(一般枠は対象経費の2分の1、限度額30万円)。上半期の受付は終わり、下半期は令和8年10月1日から令和9年1月29日までの先着順です。作成・改修の前に申請する必要があります。
- 荒川区:販路開拓などを目的とするホームページの制作委託費を補助(対象経費の2分の1、上限20万円)。受付は令和9年2月26日までで、過去に同じ補助を受けていないことなどが条件です。
このように、制度があるかどうか、新規だけか改修も含むか、上限額や締め切り、先着順かどうかは、区によってまったく違います。年度でも変わるので、事業所のある区の産業振興の窓口や商工会議所で最新の情報を確かめてください。中央区のように「作る前の申請」が条件になっている制度もあるので、制作会社と契約する前に確認しておくのが大事です。制度の基本はホームページ制作と補助金で説明しています。
格安HP屋に頼むと|事務所は神保町、打ち合わせはオンライン
ここからは僕らの話です。格安HP屋は、東京都千代田区神田神保町(神保町駅A1出口から徒歩3分)に事務所を置き、2020年10月からホームページを作っています。神保町は、千代田区観光協会の案内で、およそ130の古書店が並ぶと紹介されている本の街です。同じ東京で商売をしている者として、都内の街や商売の感覚はつかみやすいと思います。ただ、打ち合わせはオンラインで、都内のお客様とも全国のお客様とも、同じ料金・同じ流れで進めています。僕らが大事にしているのは次の3つです。
1. 料金はシンプルで、あとから増えない
料金は、ホームページの新規制作が25万円、リニューアルが30万円、LP(1枚で完結する宣伝用のページ)が8万円で、すべて税込です。サーバー・ドメインの実費(年1〜2万円ほど。お客様名義で契約します)以外に、追加の請求はしません。制作の途中でいただく修正は、回数に上限がなく、追加の費用もかかりません。お支払いは納品時に一括で、着手金も分割もなし。公開(納品)前のキャンセルなら費用はかかりません。
2. テンプレートに頼らない、一社ずつのオリジナル
業種やお客様に合わせて、毎回一から設計します。同業のサイトと見比べられることが多い東京だからこそ、その会社らしさが伝わる見た目と構成にしたいと考えています。載せたい情報を型に合わせて削る、ということもありません。
3. 最初のデザインから、実際に動くHTMLで確かめられる
最初のデザインは、画像やラフではなく、パソコンやスマートフォンで実際に開いて触れる形でお見せします。完成に近い形で判断できるので話が早く、行き違いが少ない。お客様から特に評価をいただいているところです。URLを開くだけなので、移動中の電車でスマートフォンから確かめる、社内の何人かで同時に見る、といった使い方もできます。
ご相談から公開まで
- お問い合わせフォーム、メール(info@kakuyasuhp.com)、お電話(050-3109-3399・平日10:00〜18:00)からご相談ください。相談とお見積もりは無料です。こちらから営業の電話をすることはありません。
- オンラインで、事業の内容や、サイトで伝えたいことをうかがいます。
- 素材がそろい次第、制作を始めます。初稿は動くデザインのURLでお送りします。
- 初稿を見ながら調整を重ね、納品・公開となります。目安の期間は、新規制作が素材がそろってから最短2週間〜、LPが最短10営業日です。
お知らせやブログは、公開後もWordPressでお客様ご自身が無料で書き換えられます。納品後30日間(リニューアルは60日間)は無償サポートで、その後の修正は都度お見積り(文字の差し替えなど簡単な修正は1件1,000円〜が目安)。保守の月額費用は基本0円(必要なときに都度依頼)で、まとめて任せたい方向けに保守管理プラン(月額2万円・税込)も用意しています。
制作事例には、神楽坂(新宿区)の小児科クリニック、南青山(港区)の美容クリニック、世田谷区の税理士事務所、港区に本社がある床材・防水材のメーカーなど、都内の会社のサイトも載せています。くわしくは制作事例を、業種ごとの見本はデザインイメージを、料金は料金プランをご覧ください。
まとめ|東京で制作会社を選ぶときに大事なこと
東京でホームページ制作会社を探すときのポイントを、あらためてまとめます。
- 相場は「東京だから高い」わけではない。依頼先の体制と中身で決まるので、作り方をそろえて比べる
- 都内の会社かオンラインかは、顔を合わせたいか、広く比べたいかで決める
- 追加料金の条件、テンプレートかどうか、初稿の見せ方、公開後の条件、ドメインの名義を契約前に確かめる
- 集客は「駅名・街の名前×業種」の単位で考え、Googleビジネスプロフィールとホームページの情報をそろえる
- 補助金は国・都・区で分けて調べる。区の制度は作る前の申請が条件のこともあるので、先に確認する
新規25万円・リニューアル30万円・LP8万円(すべて税込・追加料金なし)。格安HP屋は、この料金でテンプレートを使わないホームページを作っています。事務所は神保町ですが、打ち合わせはオンラインで、都内でも全国でも同じ料金・同じ流れです。初稿は実際に動く形でお見せします。「うちの場合はいくら?」だけのご相談でも歓迎です。お問い合わせからお気軽にどうぞ。
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