この記事の結論
名古屋でホームページを頼むなら、まず相場の幅を知り、見積もりの中身で比べるのが近道です。制作費は所在地よりも依頼先の体制と作るものの中身で決まるので、名古屋の会社だけに絞る必要はありません。会って相談したいなら地元の会社、費用と進め方の分かりやすさを重視するならオンラインの会社も候補に、というのが僕らの考えです。この記事では、名古屋の事業環境から選び方、集客、相談窓口までを順に書いていきます。
目次9の章+よくある質問
結論|名古屋の制作会社選びは、相場の見方と進め方で決まる
先に結論から書きます。名古屋でホームページ制作会社を選ぶときに押さえたいのは、次の3つです。
- 相場の目安を知る:制作費は、依頼先の規模や体制と、作るものの中身で決まります。名古屋という土地で相場が大きく変わるわけではありません。
- 地元かオンラインかを決める:事務所や店に来てもらって相談したいなら名古屋の会社、画面越しのやり取りで十分なら全国から選ぶ方法もあります。
- 安くても失敗しない条件を確かめる:追加料金が出るところ、修正の回数、公開後の保守とその費用を、契約の前に書面で確認します。
名古屋で「ホームページ制作」と検索すると、たくさんの会社が並びます。選択肢が多いのはありがたいのですが、どの会社のサイトもきれいで、並べて見ても違いが分かりにくいものです。だからこそ、「いくらで、何が含まれていて、何が別料金か」を同じ物差しで比べることが大事になります。会社が近いかどうかや、最初の見積もりの安さだけで決めてしまうと、公開したあとに思わぬ出費が続くこともあります。
この記事では、名古屋の事業環境、相場、地元とオンラインの比べ方、契約前の確認点、集客、相談窓口の順に書いていきます。最後に、東京・神保町でホームページを作っている僕ら格安HP屋のことも、少しだけ紹介させてください。
名古屋の事業環境|お店と卸売が多い街のホームページ事情
まずは名古屋の事業者の顔ぶれを、市が公表している統計で見てみます。名古屋市の人口は2,354,267人(令和8年9月1日現在、名古屋市の推計)。令和3年経済センサス‐活動調査では、市内の民営事業所は136,851、そこで働く人は1,450,337人でした。
事業所の数でいちばん多いのは「卸売業、小売業」の28,936事業所で、次が「宿泊業、飲食サービス業」の14,171事業所、その次が「医療、福祉」の9,845事業所です。働く人の数でも卸売業・小売業がいちばん多く、330,961人。製造業で働く人も128,685人います。
こうして並べると、名古屋はお店や飲食店、クリニックのように地域のお客さんを相手にする商売と、卸売やものづくりのように会社を相手にする商売の、両方が厚い街だと分かります。ホームページに求められる役割も、相手によって少しずつ違ってきます。
お店・飲食・クリニック|見比べられる前提で作る
同じ業種の事業所が多いということは、お客さんから見れば候補がたくさんあるということです。スマートフォンで何軒かのサイトを見比べてから、行く店を決める人も少なくありません。メニューや料金、店内や施術の写真、予約の方法、営業時間とアクセスがすぐ分かるかどうかで、最後に選ばれるかが変わります。業種ごとの作り方は、飲食店のホームページ、美容室・サロンのホームページ、クリニックのホームページの記事にまとめています。
卸売・商社|取引先が確かめたいことを載せる
卸売の会社は、紹介や長い付き合いから取引が始まることも多いと思います。それでも新しい取引先は、話を進める前に社名で検索して、どんな会社かを確かめることがよくあります。取扱品目やメーカー、対応できるエリア、発注から納品までの流れ、会社概要と沿革。これらが整理されて載っているだけで、「問い合わせても大丈夫そうだ」と思ってもらえます。見た目の派手さより、必要な情報がすぐ見つかることが大切な分野です。
ものづくり|技術と設備を具体的に書く
製造業で働く人が12万人を超えるように、名古屋市内にも部品の加工や設備づくりをしている会社が多くあります。取引先が知りたいのは、加工できる材質やサイズ、持っている設備、試作や小ロットに対応できるかといった具体的なことです。「高品質」「短納期」と書くだけでは、ほかの会社との違いは伝わりません。詳しくは製造業のホームページの記事で書いています。
名古屋のホームページ制作の相場|地域より依頼先で変わる
制作費の目安は、依頼先のタイプで大まかに分かれます。一般的なレンジを表にすると、次のとおりです。
| 依頼先 | 費用の目安(一般的なレンジ) |
|---|---|
| 自作(ツール・テンプレート) | 0〜10万円程度 |
| フリーランス | 10万〜50万円程度 |
| 格安・小規模制作会社 | 数十万円台が中心(テンプレート利用かフルオリジナルかで中身は大きく変わる) |
| 中堅制作会社 | 100万〜300万円程度 |
| 大手制作会社・代理店 | 300万〜1,000万円以上 |
正直に書くと、名古屋だから高い、名古屋だから安いということはあまりありません。差が出るのは、依頼先の規模や体制(営業担当やディレクター、デザイナーが何人関わるか)と、サイトに求める中身です。中身とは、ページの数、原稿を誰が書くか、写真の撮影があるか、予約やネット販売などの機能が要るか、といったことです。たとえば取扱品目の多い卸売の会社なら、商品ごとのページが増えるぶん、同じ依頼先でも金額は上がります。
見積もりを比べるときは、総額より内訳を見てください。「ホームページ制作一式」とだけ書かれた見積もりでは、何が含まれていて何が別料金なのかが分かりません。同じ30万円でも、原稿づくりやスマートフォンでの表示の調整、問い合わせフォーム、公開の作業まで入っている場合もあれば、デザインとページ作成だけで、残りは別料金という場合もあります。
月額制のプランにも注意が要ります。初期費用が安く見えても、たとえば月1万5千円なら5年で90万円になります。月額制そのものが悪いわけではありませんが、何年使う前提なのか、解約したらサイトやドメインはどうなるのかまで確かめて、総額で比べるのがおすすめです。費用の考え方はホームページ制作費用の相場で詳しく書いています。

名古屋の制作会社か、オンラインで全国から選ぶか
名古屋の会社に頼むか、オンラインで全国から選ぶか。どちらにも良さがあるので、まずは違いを並べてみます。
| 比べるところ | 名古屋の制作会社 | オンラインで全国から選ぶ |
|---|---|---|
| 打ち合わせ | 会って話せる。事務所や店を実際に見てもらえる | ビデオ通話やメールが中心。移動の時間がかからない |
| 撮影・取材 | 現地で頼みやすい | 写真は自分で用意するか、撮影を別に手配する |
| 選べる幅 | 名古屋とその周辺の会社から選ぶ | 料金や得意分野で、全国から比べられる |
| やり取りの記録 | 口頭で決めたことは、メモに残す工夫が要る | 文章で残りやすく、あとから確かめやすい |
名古屋の会社が向いているのは
顔を合わせて相談したい方、パソコンでのやり取りに慣れていない方、店や工場での撮影や取材も頼みたい方には、名古屋の制作会社が向いています。公開後もちょくちょく会って相談しながら育てていきたい場合も、距離が近いことが安心につながります。
オンラインで選ぶのが向いているのは
作りたいものがある程度決まっていて、打ち合わせはビデオ通話やメールで十分という方。料金の分かりやすさや得意分野で、名古屋にこだわらず比べたい方。仕事が忙しく、打ち合わせのために店を空けたり、事務所で時間を取ったりしにくい方にも合います。
迷ったら、「会わないと解決しないことがあるか」を考えてみてください。現地での撮影や、社内の何人もが集まって決める場が必要なら地元の会社。そうでなければ、オンラインの会社も十分に候補になります。どちらを選んでも、地域名で見つけてもらう工夫は、制作会社の所在地に関係なくできます。名古屋の近くでお探しの方は、一宮市や春日井市の記事も参考にしてください。
安く作っても失敗しない選び方|契約前に確かめたい5つのこと
費用を抑えたいのは、どの会社も同じです。安く作ること自体は悪くありません。困るのは、あとから追加の費用が重なって、結局は高くつくパターンです。契約の前に、次の5つを確かめておくと安心です。
① 見積もりの内訳に、必要なものが入っているか
原稿づくり、写真の用意、スマートフォンでの表示の調整、問い合わせフォーム、公開の作業、サーバーやドメインの設定。どこまでが金額に入っていて、どこからが別料金かを一つずつ確認します。「一式」の見積もりなら、内訳を出してもらいましょう。追加費用が出やすいところはホームページ制作の追加費用の記事にまとめています。
② テンプレートか、オリジナルのデザインか
安いプランは、既製のテンプレート(ひな形)を使って作ることがよくあります。早く安く作れる一方で、同業の他社と似た見た目になりやすく、載せたい情報に合わせて構成を変えにくいこともあります。どちらが良い悪いではなく、提示された金額がどちらの前提なのかを確かめてから比べてください。
③ 修正は何回まで、いくらかかるか
制作中の修正が何回まで無料か、超えたらいくらか。公開後に文字や写真を差し替えるときの料金はいくらか。ここがあいまいだと、ちょっとした直しのたびに請求が発生します。口約束ではなく、見積書や契約書に書いてもらうのが確実です。
④ 公開後の保守と、自分で更新できるか
毎月の保守費用がかかる場合は、その中に何が含まれているのか(更新の作業、バックアップ、不具合の対応など)を聞いておきます。お知らせやブログを自分たちで更新できる仕組みになっていれば、そのたびに頼んで費用を払う必要がなくなります。
⑤ ドメインとデータは誰のものになるか
見落としやすいのが名義です。ドメイン(ホームページの住所にあたるもの)やサーバーが制作会社の名義のままだと、依頼先を変えたいときにサイトを引き継げないことがあります。月額制なら、最低の契約期間と解約の条件もあわせて確かめておきましょう。会社選び全体の考え方はホームページ制作会社の選び方でも書いています。
名古屋で見つけてもらう集客|「栄 美容室」のような検索と地図
ホームページは、作っただけではなかなか見つけてもらえません。名古屋のお店や事務所にとって現実的なのは、「地域名×業種」で探す人に届けることと、Googleマップに正しく出ることの二つです。
「名古屋」より一段細かい地名で考える
「名古屋 美容室」「名古屋 税理士」のような広い言葉は、同業が多いうえに情報サイトも上位に並ぶので、小さなお店が上に出るのは簡単ではありません。一方でお客さんは、「栄 美容室」「金山 居酒屋」「名駅 税理士」のように、駅や街の名前を入れて探すこともよくあります。「千種区 歯医者」「緑区 工務店」のように、区の名前で探す人もいます。
自分のお店に来るお客さんが、どの駅や街の名前で探しそうかを考えて、その言葉をホームページに自然に書いておきましょう。最寄り駅からの道順、対応しているエリア、駐車場の有無など、近くの人が知りたい情報を具体的に書くのが近道です。エリアごとにページを作るなら、地名を入れ替えただけのページにせず、その地域での実例や事情を書くことが大切です。検索の基本はSEO対策の基本の記事で書いています。
Googleビジネスプロフィールを整える
地図に出る情報は、Googleビジネスプロフィールという無料の仕組みで登録します。店名・住所・電話番号・営業時間を正しく入れて、業種のカテゴリを選び、店内や商品の写真を載せ、口コミには返信する。住所や電話番号の書き方は、ホームページと一字一句そろえておきます。地図からホームページへ、ホームページから予約や問い合わせへと行き来できる形にしておくと、来店や問い合わせにつながりやすくなります。やり方はMEO対策の記事で詳しく説明しています。
卸売・ものづくりは「仕事の中身」で探される
会社を相手にする商売では、地図よりも「業務用 包材 卸」「アルミ 切削 試作」のように、仕事の中身を表す言葉で探されることが多くなります。取り扱っている商品や加工の種類ごとにページを分けて、何ができるかを具体的に書いておくと、名古屋の外の取引先からも見つけてもらいやすくなります。
名古屋の事業者が相談できる窓口と、補助金の調べ方
売上や集客の悩みは、無料で相談できる窓口があります。制作会社に話す前に、何を優先するかを整理する場として使うのもおすすめです。
- 名古屋商工会議所(中区栄):弁護士、中小企業診断士、社会保険労務士、税理士などの専門家に無料で相談できます。創業や事業承継の相談窓口もあります。
- 名古屋市新事業支援センター(千種区吹上・名古屋市中小企業振興会館5階):名古屋産業振興公社が運営する窓口で、中小企業診断士やITコーディネータなどに何度でも無料で相談できます(予約制)。IT活用やデジタル化、ブランディング、マーケティングの相談にも対応しています。
- 愛知県よろず支援拠点(中村区名駅・ウインクあいち14階):国が設置している無料の経営相談所で、あいち産業振興機構が運営しています。対面のほか、Web会議や電話でも相談できます(予約制)。
補助金は「国の制度」と「名古屋の制度」を分けて調べる
ホームページの費用に使える可能性がある国の制度では、小規模事業者持続化補助金がよく知られています。販路開拓の取り組みの一部として、ホームページの費用が対象になることがあります。2026年9月時点では、商工会議所地区の第20回公募の申請受付が11月5日から12月15日まで予定されています(小規模事業者持続化補助金の公式サイト)。対象になる経費や上限は公募要領で細かく決まっているので、必ず最新の公募要領で確かめてから計画してください。
名古屋市では、名古屋産業振興公社が「中小企業デジタル活用支援補助金」を行っています。令和8年度は、デジタル技術を使った販路開拓や生産性の向上に取り組む中小企業が対象で、申請の前にデジタル活用の相談を受けることが条件でした。通常枠と賃上げ枠の受付は6月1日で終わっています。公社の「よくあるご質問」では、WEBサイトの制作費も補助の対象になると答えています(リニューアルの場合は、単なる更新ではなく、付加価値があることを事業計画書で示す必要があります)。こうした制度は年度ごとに中身が変わるので、使えそうかどうかは名古屋商工会議所や名古屋市新事業支援センターで早めに聞いてみるのが確実です。補助金の基本はホームページ制作に使える補助金の記事で書いています。
格安HP屋に頼むと|名古屋からでも同じ料金・同じ流れ
ここからは僕らの話です。格安HP屋は、東京都千代田区の神田神保町(神保町駅A1出口から徒歩3分)でホームページを作っている個人事業で、2020年10月に始めました。名古屋に事務所はありません。そのかわり打ち合わせはオンラインで行っていて、名古屋からでも東京と同じ料金、同じ流れでお引き受けしています。
① 安くて、追加料金がかからない
ホームページの新規制作は25万円、リニューアルは30万円、LP(商品やサービスを1ページで紹介するページ)は8万円です。どれも税込です。このほかにかかるのは、サーバーとドメインの実費(年1〜2万円ほど。契約はお客様の名義)だけで、追加の請求はしません。制作中の修正は回数無制限で、追加料金もかかりません。
② テンプレートを使わない、完全オリジナルのデザイン
既製のテンプレートに当てはめるのではなく、業種やお客様に合わせて一社ずつ一から作ります。取扱品目の多い卸売の会社なら商品を探しやすい構成に、飲食店ならメニューと予約の導線を目立たせる、というように、載せる情報に合わせて形を決めます。これまでに作ったサイトは制作事例とデザインイメージで見られます。
③ 最初のデザインを、実際に動くHTMLで見られる
初稿は、画像やラフ(ワイヤーフレーム)ではなく、実際に動くHTMLのデザインでお見せします。パソコンやスマートフォンで開いて、スクロールしたりボタンを押したりしながら確かめられるので、完成に近い形で判断できます。話が早く、行き違いが少ないところは、お客様から評価をいただいている点です。名古屋からでも、送られてきたURLを開くだけで確認できます。
進め方と、公開後のこと
相談と見積もりは無料で、こちらから営業の電話をかけることはありません。支払いは納品時の一括で、着手金も分割もありません。公開(納品)前のキャンセルなら費用はかかりません。制作期間の目安は、新規なら素材がそろってから最短2週間〜、LPは最短10営業日です。
納品後30日間(リニューアルは60日間)は無償でサポートし、その後は都度お見積りです。文字の差し替えなど簡単な修正は1件1,000円〜が目安です。保守は月額0円の都度依頼が基本で、希望する方だけ保守管理プラン(月額2万円・税込)をご用意しています。お知らせやブログは、WordPress(ホームページを更新するための仕組み)でお客様ご自身が無料で更新できます。
もちろん、会って相談したい方や、現地で撮影してほしい方には、名古屋の制作会社のほうが合うこともあります。画面越しのやり取りで十分で、料金と進め方の分かりやすさを大事にしたい方は、比べる候補の一つに入れていただけたらうれしいです。進め方の全体はホームページ制作の流れで紹介しています。
まとめ|名古屋での制作会社選びで、最後に確かめたいこと
- 相場は依頼先によって大きく変わります。名古屋だから高い、安いではなく、見積もりの内訳で比べましょう。
- 会って相談したい、撮影も頼みたいなら名古屋の会社。画面越しで十分なら、オンラインで全国から選ぶ方法もあります。
- 追加料金、修正の回数、公開後の保守、ドメインの名義は、契約の前に書面で確かめます。
- お店は駅名や区名と業種の組み合わせ、会社相手の商売は仕事の中身を表す言葉で見つけてもらいます。
- 迷ったら、名古屋商工会議所、名古屋市新事業支援センター、よろず支援拠点で無料で相談できます。
いくつかの会社に同じ条件で見積もりを頼んで、中身で比べてみてください。その候補の一つに格安HP屋を入れていただけたら、うれしいです。料金は料金表にまとめています。ご相談はお問い合わせフォーム、メール(info@kakuyasuhp.com)、電話(050-3109-3399、平日10:00〜18:00)のどれからでもどうぞ。相談と見積もりは無料です。
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