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MEO対策とは?Googleビジネスプロフィール完全ガイド
地図検索で見つけてもらうための実務手順

公開日 2026.06.18最終更新 2026.06.18読了 約20分
▶ この記事の結論

「近くの美容室」「◯◯駅 ランチ」「整体 ◯◯市」——こうした検索で、地図とともに表示される数件のお店。ここに自分の店が入るかどうかは、来店数を大きく左右します。その表示順位を高める取り組みがMEO対策です。本記事では、MEOの意味とSEOとの違いから、Googleビジネスプロフィールの登録・最適化の手順、規約を守った口コミの集め方、ホームページとの連携、そしてやってはいけないことまで、店舗・地域ビジネスの事業者がご自身で判断・実践できる粒度で、中立にまとめます。誇大な「必ず上位表示」のような話は一切しません。地道に積み上げる前提で、何から手をつければよいかを整理します。

結論:MEOは「無料のビジネスプロフィールを、正確に・地道に育てる」こと

最初に結論からお伝えします。MEO対策の核心は、特別な裏技や有料ツールではありません。Googleビジネスプロフィール(無料)の情報を正確に整え、写真・投稿・口コミ対応を地道に続けること——これがほぼすべてです。「お金を払えば必ず上位に出る」ものではなく、むしろ正直で手入れの行き届いた店ほど、結果的に上位に表示されやすくなります。

本記事は、SEOとの違い、登録とオーナー確認、最適化、口コミの集め方、ホームページとの連携、やってはいけないこと、運用までを、飲食店・美容室・クリニック・整体院・士業など店舗・地域ビジネスの事業者がご自身で判断できる粒度でまとめます。もう一つの前提は、MEOは「比較検討の入口」だということです。地図で複数の店が並ぶと、利用者は評価点・口コミ・写真を見比べ、気になった店のホームページを開いて来店を決めます。MEOが「見つけてもらう」段階を、ホームページが「選んでもらう」段階を担う——この視点が本記事を貫きます。

MEO対策とは何か:地図検索での上位表示を狙う取り組み

MEOとは「Map Engine Optimization」の略で、日本語では「地図エンジン最適化」です。GoogleマップやGoogle検索の地図枠で自分の店舗・事業所を上位に表示させ、地域の見込み客に見つけてもらうための取り組み全般を指します。「ローカルSEO」と呼ばれることもあり、ほぼ同じ意味です。

具体的にイメージしてみましょう。スマホで「神保町 カフェ」と検索すると、検索結果の上のほうに地図が表示され、その下に数件のお店が評価点・口コミ数・写真つきで並びます。この地図と店舗一覧の枠は「ローカルパック」と呼ばれ、通常は上位3件ほどが表示されます。利用者の多くは何ページもスクロールせずこの上位数件から選ぶため、ここに入るかどうかは来店や問い合わせの数に直結します。

対策する「場所」はGoogleビジネスプロフィール

MEOで実際に手を入れる対象は、ほぼGoogleビジネスプロフィールという無料サービスです。Google検索やGoogleマップ上に表示される店舗情報(店名・住所・電話番号・営業時間・写真・口コミなど)を、店側が管理・編集できる仕組みです。以前は「Googleマイビジネス」という名称でしたが、現在はGoogleビジネスプロフィールに統合されています。古い記事では旧名称のままのこともあるので、同じものだと覚えておいてください。

なお、MEOが効果を発揮するのは「近くの◯◯」「◯◯駅 ランチ」のように、利用者が地域性を意識して探す検索です。地域に関係のない調べもの(「確定申告 やり方」など)では地図枠は出ません。「来店・訪問につながる地域の検索」をどう取りに行くか——これがMEOの守備範囲です。

MEOとSEOの違い:似ているようで、評価の軸が違う

MEOとSEOは混同されがちですが、目的も評価の軸も異なります。両者の違いを正しく理解しておくと、「自分の店は何に注力すべきか」が判断しやすくなります。下の表で整理します。

観点MEO(ローカルSEO)SEO
主な対象Googleマップ・地図枠(ローカルパック)ウェブ検索の通常の検索結果
最適化する場所主にGoogleビジネスプロフィール主に自社のホームページ
「距離」の影響大きい(検索地点との近さが重要)原則として直接の影響は小さい
得意な検索「近くの◯◯」「地域名×業種」情報収集・比較検討など幅広い検索
主な評価要素関連性・距離・知名度(口コミ等)コンテンツの質・被リンク・専門性など
費用ビジネスプロフィールは無料ホームページ制作・運用の費用がかかる

最大の違いは、MEOには「距離」という軸があることです。SEOでは、検索した人がどこにいても基本的に同じ結果が出ますが、MEOでは検索地点と店舗との物理的な近さが大きく影響します。同じ「整体」という検索でも、新宿で検索した人と渋谷で検索した人とでは、表示される店が変わるのです。これは地域ビジネスにとって有利に働きます。全国規模の大手と全国で競う必要がなく、「自分の商圏の中で選ばれること」に集中できるからです。

MEOは「SEOより競合が少なく上位を狙いやすい」と紹介されることもあります。地域を絞る分そうした面はありますが、都心の人気エリア・人気業種(美容室・飲食店など)では近隣のライバル店も対策しているため簡単ではありません。「ラクだから」ではなく「地道な運用の積み重ねが効く領域だ」と理解しておくのが現実的です。

なぜ地域ビジネスにMEOが効くのか

地域に根ざした店舗・事業所にMEOが特に効果的とされるのには、はっきりした理由があります。

  • 「今すぐ行きたい」人に届く:地図検索をする人の多くは情報収集を過ぎ、行き先を決めようとしている段階です。「お腹が空いた」「今つらい」「今日中に相談したい」といった切迫した動機が多く、来店・問い合わせに直結しやすいのが特徴です。
  • スマホとの相性がよい:外出先で「近くの◯◯」と探す行動が定着し、スマホ検索では地図枠が画面上部に大きく出るため、そのまま電話やルート案内に進めます。
  • 無料で始められる:広告費をかけずに取り組めるため、予算の限られた中小事業者でも着手しやすい施策です。
  • 信頼の判断材料になる:口コミ・評価・写真がそろっていると利用者が安心して選べ、地図上で比較される際の「選ばれる理由」を作れます。

一般的に、ビジネスプロフィールを整備して運用すると、地図からの電話やルート検索といった行動が増える傾向があるとされています。具体的な数字は業種・地域・運用の質によって大きく変わるため、本記事では「整備して運用するほど、見つけてもらう機会が増えやすい」という程度に留めます。過度な数値の約束を鵜呑みにせず、自分の店のデータ(後述するインサイト)で確認していく姿勢が大切です。

Googleビジネスプロフィールの登録手順

ここからは実務です。まだ登録していない、または登録したまま放置している場合は、まずプロフィールを自分の管理下に置くところから始めます。

ステップ1:自店がすでに地図に載っていないか確認する

新規登録の前に、Googleマップで自店の名前を検索してみてください。来店者の投稿などで、すでにプロフィールが自動生成されている場合があります。その場合は新規作成ではなく「ビジネスのオーナーですか?」といった案内から既存プロフィールの管理権を申請します。重複したプロフィールを作ると、NAP情報の不一致につながり、かえってマイナスになります。

ステップ2:Googleアカウントを用意し、情報を入力する

店舗管理用のGoogleアカウントを用意します(個人の私的なアカウントとは分けておくと、複数人での運用や引き継ぎが楽になります)。そのうえで、次の基本情報を正確に入力します。

  • ビジネス名(店名):看板や正式名称のとおりに。後述しますが、キャッチコピーやキーワードを店名欄に足してはいけません。
  • カテゴリ:業種を表すカテゴリを選びます(例:美容院、イタリア料理店、整体院など)。これが検索との関連性に直結する重要項目です。
  • 住所:実在する所在地を、表記を統一して正確に。店舗を持たず訪問やオンラインで提供する場合は、提供エリアを設定する方式もあります。
  • 電話番号・営業時間・ホームページURL:すべて最新の正確な情報を入力します。

ステップ3:オーナー確認(本人確認)を済ませる

情報を入力したら、正当な管理者であることを証明する「オーナー確認」を行います。これを済ませないと情報の編集や口コミ返信ができません。確認方法は郵送ハガキのコード入力が代表的ですが、電話・メール・動画など複数の方法が用意されることもあります。ハガキは届くまで数日〜数週間かかることがあるので、早めに着手しておくとよいでしょう。

登録でつまずきやすいのが、この「オーナー確認」です。確認が完了して初めて、プロフィールが正式にあなたの管理下に入り、編集や口コミ返信ができるようになります。まずここを通過することを最初の目標にしてください。

Googleが順位を決める3つの要素:関連性・距離・知名度

最適化の具体策に入る前に、Googleが地図検索の順位をどう決めているかを押さえておきましょう。Googleは、ローカル検索の掲載順位は主に「関連性」「距離」「知名度(視認性の高さ)」の3つの要素の組み合わせで決まる、と説明しています。それぞれに対し、店側がやるべきことが見えてきます。

要素意味店側でできること
関連性検索語と店舗情報がどれだけ合致するかカテゴリを正しく選ぶ/情報を充実させる/自然な範囲で業種・サービスを記載
距離検索地点から店舗までの近さ住所を正確に登録する(コントロールしにくい要素)
知名度そのビジネスがどれだけ広く知られているか口コミの量と質を高める/NAPを一致させる/ホームページのSEOを整える

このうち「距離」は店側でコントロールしにくい要素です。だからこそ、努力で動かせる「関連性」と「知名度」に力を注ぎます。関連性は主に「カテゴリと情報の正確さ・充実度」で、知名度は主に「口コミ」と「情報の一貫性(NAP)」で高まります。次章以降はこの2つを高める実務です。なおGoogleはアルゴリズムの詳細を公開しておらず、順位を保証する方法も存在しません。「地道に整えると結果として上位に出やすくなる」関係であって、「必ず1位」という話ではない点に注意してください。

プロフィールの最適化:NAP一致・カテゴリ・写真・投稿

オーナー確認まで終えたら、中身を作り込みます。最適化の柱は4つ——NAPの一致、カテゴリ設定、写真、投稿で、前章の「関連性」と「知名度」を具体的に高めていく作業です。

NAPを一致させる(情報の一貫性)

まず徹底したいのがNAPの一致です。NAPとは、Name(店名)・Address(住所)・Phone(電話番号)の頭文字をとった言葉で、これらの表記をネット上のあらゆる場所でそろえる、という考え方です。Googleは各所に掲載された店舗情報を照合して「同一の店だ」と認識し、その存在の確かさ(知名度)を評価します。表記がバラバラだと同一の店だと判断しにくく評価が分散するおそれがあり、そろっていれば情報の確かさが伝わりやすくなります。

次のような細かな違いが、すべて「表記ゆれ」になり得ます。「自店の正式な表記」を一つ決め、すべての媒体をそれに合わせるのが対策です。

  • 住所:「1-2-3」と「一丁目2番3号」、ビル名の有無、全角・半角の数字の違い
  • 電話番号:「03-1234-5678」と「0312345678」「(03)1234-5678」の違い
  • 店名:「株式会社◯◯」と「(株)◯◯」、英語とカタカナの混在、スペースの有無

すでに複数の媒体に登録済みなら、一覧を作って一つずつ修正するのが確実です。引っ越しや電話番号の変更時も、すべての媒体を忘れず更新してください。古い情報が残ると、利用者が間違った場所に来てしまう実害にもつながります。

カテゴリと基本情報を作り込む(関連性)

数ある項目の中でも、カテゴリの選択は関連性に直結する最重要項目です。メインカテゴリには自店の事業を最も的確に表すものを選びます。たとえばパスタが看板の店なら「レストラン」より「イタリア料理店」のほうが具体的で、関連する検索とつながりやすくなります。提供サービスを表す追加カテゴリも設定できます。ただし、実態に合わないカテゴリを関連性目当てで足すのは禁物です。利用者の期待を裏切るうえ、ポリシー上も問題になり得ます。

あわせて埋められる項目はできるだけ埋めることを目指します(Googleは情報が充実したプロフィールを好む傾向があるため)。

  • ビジネス説明文:どんな店で何が得意かを、自然な文章で。地域名やサービス内容を、不自然にならない範囲で織り込む
  • 営業時間・特別営業時間:祝日や年末年始などの特別な日の営業時間も設定し、機会損失を防ぐ
  • 属性:「Wi-Fiあり」「バリアフリー対応」「予約可」「テイクアウト可」など、絞り込み検索に対応する
  • 商品・サービス、予約リンク:取り扱う商品やサービス、料金の目安、予約・問い合わせへの導線を設定する

一度に完璧にする必要はありません。主要な項目を埋め、運用しながら充実させれば十分です。大切なのは「正確で、利用者が知りたいことが書いてある」状態です。

写真を充実させる

写真は来店判断に大きく影響します。文字だけより実際の写真のほうが「どんな店か」が一瞬で伝わり、特に飲食店・美容室・クリニック・整体院など、空間や仕上がりが来店動機に直結する業種では効果が大きくなります。そろえたいのは、外観(場所の確認)、内観(雰囲気・清潔感)、商品・メニュー・施術例(提供物の実物)、スタッフ(対人サービスでの安心感)です。

写真は、できるだけ実物に忠実なものを。加工しすぎて実際と印象が違うと、来店後の落差が不満や悪い口コミにつながります。明るくピントの合った清潔感のある写真を定期的に追加しましょう。新しい写真が増えること自体が「活動している店」というシグナルになります。利用者が投稿した写真も表示されるため、見せたい写真を継続的に足しておくと第一印象をコントロールしやすくなります。

投稿機能で「動いている店」を伝える

ビジネスプロフィールには、お知らせ・イベント・特典などを発信できる投稿機能があります。これには2つの意味があります。利用者への直接の訴求(旬な情報を届ける)と、「活動している店」というシグナル(定期更新されたプロフィールは、放置されたものより運用されている店として認識されやすい)です。

投稿は毎日でなくてかまいません。週1回程度を目安に、続けられるペースで発信するのが現実的です。ネタは「季節のメニュー・新商品」「営業時間の変更・臨時休業」「キャンペーン告知」「よくある質問への回答」あたりから始めるとよいでしょう。ホームページのお知らせと共通化すると負担を減らせます。

口コミ対策:誠実に集め、誠実に返す

MEOの「知名度」を高めるうえで最も影響が大きいとされるのが口コミです。口コミの数・評価・新しさ、そして店側の返信は、利用者の判断にもGoogleの評価にも関わります。ただし、ここはルール違反に踏み込みやすい領域でもあるため、特に丁寧に押さえます。

規約を守った口コミの集め方

大前提として、来店された方に感想の投稿をお願いすること自体は問題ありません。むしろ、満足したお客様に自然な形でお願いするのは正攻法です。具体的には次のような方法があります。

  • その場で声をかける:会計時や施術後など、満足度が高い瞬間に「よろしければ、ご感想をいただけると励みになります」と一言添える。最も自然で効果的です。
  • QRコードを掲示する:口コミ投稿ページへのQRコードを作り、レジ周りやテーブル、待合スペースなど目につく場所に置く。スマホですぐ投稿できます。
  • サンキューメール・SMSで案内する:来店後のお礼の連絡に、投稿ページのリンクを添える。簡潔な文面を心がけます。
  • 丁寧な返信を続ける:口コミに誠実に返信している店は、「ちゃんと向き合ってくれる店」という信頼が生まれ、次の投稿を呼びやすくなります。

絶対にやってはいけない集め方

一方で、次の行為はGoogleのポリシーで明確に禁止されています。短期的に評価を上げたい誘惑に駆られても、絶対に手を出さないでください。

禁止される行為なぜダメか・リスク
見返りと引き換えの依頼(割引・プレゼント等)対価による投稿はポリシー違反。口コミの信頼性を損なう
自作自演・サクラ(自分や関係者が投稿)利用実態のない投稿は禁止。位置情報などから発覚し得る
業者に依頼して投稿を購入する偽の口コミは規約違反。発覚時は削除やプロフィール停止のリスク
低評価の客にだけ投稿させない選別(口コミゲーティング)良い評価だけを意図的に集める行為も問題視され得る

これらが発覚すると、口コミの削除にとどまらず、最悪の場合プロフィールそのものが停止され、積み上げた評価も来店経路も一度に失いかねません。サクラで作った高評価は砂上の楼閣です。地道に本物の口コミを積み上げるほうが、結局は早く確実です。

悪い口コミへの向き合い方

運用していれば、低評価や厳しい口コミがつくこともあります。ここでの対応が、第三者からの信頼を大きく左右します。

  • 削除できるもの:誹謗中傷、個人情報の記載、明らかなスパム、事実無根の中傷など、ポリシー違反のものは報告して削除を依頼できます。プロフィールの管理画面から該当の口コミを報告します。
  • 削除できないもの:単に評価が低いだけ、主観的な不満を述べただけの口コミは、ポリシー違反ではないため削除できません。これが原則です。
  • 返信で対応する:削除できない口コミには、感情的に反論せず、丁寧に返信します。「ご来店ありがとうございました。ご不快な思いをさせてしまい申し訳ありません。いただいたご意見を今後の改善に役立てます」といった、お礼・謝罪・改善姿勢を含む返信が基本です。
口コミへの返信は、書いた本人だけでなく、それを読む将来のお客様に向けたメッセージでもあります。低評価に誠実で冷静に返信している店は、「何かあっても、きちんと向き合ってくれそうだ」という安心感を、むしろ第三者に与えます。悪い口コミは、誠実な返信によって信頼回復のチャンスに変えられます。

同様に、良い口コミにも一言お礼を返すことをおすすめします。お客様との関係が深まって再来店につながり、返信があること自体が「丁寧に運用されている店」という印象を与えます。良い口コミ・悪い口コミを問わず、できるだけ早めに返信する習慣をつけるとよいでしょう。

ホームページとの連携:MEOとSEOを両輪で回す

効果を最大化する鍵はホームページとの連携にあります。地図(MEO)だけでは来店の判断材料として不十分なことが多く、その先で詳しく知ってもらうホームページが必要だからです。両者は得意な役割が違い、役割分担を意識すると両方の力を引き出せます。

担うもの得意な役割主な内容
Googleビジネスプロフィール(MEO)見つけてもらう・第一印象地図表示、評価点、口コミ、基本情報、写真
ホームページ(SEO)詳しく知ってもらう・来店を後押しサービス詳細、料金、強み、事例、予約導線

MEOが入口、ホームページが決め手——地図で見つけてもらい、ホームページで詳しい内容・料金・予約方法を確認して来店を決める、この流れを作ることが連携の狙いです。

連携の具体策

  • ホームページURLを正しく設定する:地図で興味を持った人を、確実にホームページへ送れるようにします。基本中の基本です。
  • NAPをホームページとそろえる:店名・住所・電話番号の表記を、プロフィールと完全に一致させます。
  • アクセス情報を充実させる:地図・最寄り駅からの道順・駐車場の有無・営業時間を、ホームページ側にも分かりやすく載せます(Googleマップの埋め込みも有効)。
  • 「地域名×業種・サービス」のページを用意する:地域名を含むサービスページを作っておくと、地図枠だけでなく通常の検索からの流入も狙え、MEOとSEOが補完し合います。

この「地域名×サービス」のキーワード設計は、ホームページのSEOの中核でもあります。考え方の詳細はSEO対策の基本で解説しています。地域ビジネスでは、MEOとSEOのどちらか一方ではなく、両輪で取り組むことで初めて、見つけてもらってから来店してもらうまでの流れが完成します。

業種別に見る、連携のポイント

MEOとホームページの連携は、業種によって力点が少しずつ変わります。各業種のホームページ制作の解説もあわせてご覧ください。

  • 飲食店:写真・メニュー・口コミの鮮度が特に効きます。投稿で新メニューや季節限定を発信し、ホームページでコース・個室の有無・予約方法を見せます(飲食店のホームページ制作)。
  • 美容室・サロン:施術例(スタイル)の写真とスタッフ紹介、口コミが来店動機に直結します。ホームページで料金・予約へつなぎます(美容室・サロンのホームページ制作)。
  • 整体院・治療院:「今つらいから近くで」という切迫した検索が多く、地図からの電話・予約が起きやすい一方、効果を断定する表現には法令上の注意が必要です(整体院・治療院のホームページ制作)。
  • クリニック・歯科:診療科目・診療時間・予約の可否を正確に。医療広告には固有のルールがあり、表現には特に慎重さが求められます(クリニックのホームページ制作)。
  • 士業・地域の専門サービス:必ずしも「来店してもらう」形でない業種でも、地域名での検索に対応する価値があります。提供エリアの設定やホームページ側の地域ページが効きます。

やってはいけないこと:MEOのアンチパターン

「やってはいけないこと」を避けることも、やるべきことと同じくらい重要です。良かれと思った行為が、かえってプロフィールの評価を下げたり、停止リスクを招いたりすることがあります。代表的なアンチパターンを表にまとめます。

やってはいけないことなぜ問題か
店名にキーワードを詰め込む「◯◯(地名)安い 人気 美容室△△」のように正式名称でない語を足すのはポリシー違反。停止リスクあり
サクラ・自作自演の口コミ利用実態のない投稿は禁止。削除・プロフィール停止につながり得る
見返りと引き換えの口コミ依頼対価による投稿はポリシー違反
実態のない住所での登録営業実態のない場所での登録は禁止。複数拠点の偽装も不可
実態に合わないカテゴリの設定関連性目当ての無関係なカテゴリは利用者を欺き、問題になり得る
「必ず上位表示」をうたう業者に任せきり順位は保証できない。ポリシー違反の手法を使われると停止リスクを負う
情報を登録したまま放置する営業時間や情報が古びると、機会損失と信頼低下を招く

共通する原則は、「Googleと利用者の両方に対して、正直であること」です。ルールの抜け道を探すより、正確な情報と誠実な運用を積み重ねるほうが、長期的には確実に効きます。短期的な小細工は、見つかったときの損失が大きすぎて割に合いません。

「上位表示保証」の広告に注意

「MEOで必ず1位にします」「上位表示を保証します」といった営業を受けることがあるかもしれません。しかし前述のとおりGoogleは順位を保証する仕組みを提供していません。「保証」をうたうサービスは、根拠が不明確だったり、ポリシー違反の手法(サクラ口コミなど)を用いていたりする可能性があり、一時的に順位が上がっても発覚すればプロフィール停止を招きかねません。契約前に、何をしてくれるのか・リスクはないかを冷静に確認してください。

効果を測りながら、無理なく運用する

MEOは「やりっぱなし」では効果が分かりません。ビジネスプロフィールには、利用者の反応を確認できる分析機能(インサイト/パフォーマンス)が無料で備わっています。定期的に見て運用を改善しましょう。特に見ておきたいのは次の指標です。

  • どんな検索で見つかったか:どんなキーワードでたどり着いたか。想定外の検索語が見つかることもあります。
  • 表示回数:検索結果やマップに自店がどれだけ表示されたか。
  • ユーザーの行動:「電話をかけた」「ルートを検索した」「ホームページを見た」といった行動の数。来店・問い合わせに近い重要な指標です。

これらの数字を月単位で眺めると、「写真を増やした月は反応が良かった」「この検索語で見つかる人が多いから、その情報を充実させよう」といった、次の打ち手が見えてきます。数字を見て、仮説を立て、手を入れ、また数字を見る——誇大な約束に頼るのではなく、自分の店の実データを羅針盤にしてください。

誰が、どのくらいの頻度でやるか

MEOは一度設定して終わりではなく、続けることに意味があります。とはいえ、専任の担当者を置ける店ばかりではありません。無理なく回すための頻度の目安を示します。

頻度やること
その都度(随時)口コミへの返信、新しい写真の追加、臨時休業など緊急のお知らせ
週1回程度投稿(お知らせ・季節情報・キャンペーン)
月1回程度インサイトの確認、情報の点検(営業時間・メニュー・料金のずれがないか)
随時・変更時NAP・営業時間・サービス内容の更新(ホームページと同時に)

「口コミ返信」「投稿・写真」「数字の確認と改善」を分けて担当すると、負担が偏りません。小さな店なら一人で兼ねることになりますが、その場合も「完璧を目指さず、先月より少しでも新しく・正確に」を続けることが何より大切です。

制作・運用の進め方と費用:格安HP屋の場合

MEO対策そのものはご自身で取り組めますが、その効果を受け止め来店へつなげるホームページの作り込みは、専門家に任せたほうが結果につながりやすい部分です。当社で作る場合の費用と進め方をご説明します。会社選びの視点は東京のホームページ制作会社の選び方もあわせてご覧ください。

料金(すべて税込・追加料金なし・修正無制限)

メニュー料金主な用途
ホームページ新規制作25万円店舗・事業所の基本サイト一式(複数ページ)
リニューアル30万円既存サイトの作り直し・改善
ランディングページ(LP)8万円特定のサービスやキャンペーン向けの1枚もの

上記に加えて、サーバー・ドメイン代が実費(年1〜2万円程度)かかります。標準装備として、完全オリジナルデザイン・WordPress・スマホ対応(レスポンシブ)・SEOの基本対策・多言語対応・問い合わせフォームを含みます。テンプレートの使い回しではなく店ごとに作るため、MEOで地図に表示された先で「ここに行きたい」と思ってもらえるサイトに仕上げやすいのが特長です。原稿や写真がそろっていれば最短2週間での公開が可能です。スマホでの見やすさを重視する理由はスマホ対応の基本で解説しています。

進め方とお問い合わせ

進め方は、(1)メールでのご相談・お見積り、(2)掲載内容(サービス内容・料金・写真・アクセスなど)のすり合わせ、(3)制作、(4)確認・修正、(5)公開、という流れです。お問い合わせはメール(info@kakuyasuhp.com)で承っており、電話受付は行っておりません。文章でやり取りが残るため、NAPの表記やアクセス情報など、認識違いが起こりやすい部分も正確に詰められます。格安HP屋は、東京都千代田区神保町を拠点に2020年に創業し、全国対応で承っています。MEOは無料で始められる地道な取り組みです。まずはプロフィールの整備から着手し、来店の受け皿となるホームページを並行して整えていく——この両輪で、地域での集客の土台を築いていきましょう(制作会社の選び方もご参照ください)。

FAQよくあるご質問

MEO対策とは何ですか?SEOとどう違うのですか?
MEOは「Map Engine Optimization(地図エンジン最適化)」の略で、Googleマップやスマホ検索の地図枠で、自店を上位に表示させるための取り組みです。別名ローカルSEOとも呼ばれます。一方SEOは、ウェブ検索全体での順位最適化を指します。最大の違いは「距離」が評価に入る点で、MEOは検索した人の現在地との近さが大きく影響します。地域密着の店舗にとっては、MEOとSEO(ホームページ対策)は競合ではなく両輪の関係です。
Googleビジネスプロフィールの登録は無料ですか?費用はかかりますか?
Googleビジネスプロフィールの登録・運用は無料です。アカウント作成、店舗情報の入力、写真の掲載、投稿、口コミ返信のいずれも費用はかかりません。MEO対策の基本は、この無料ツールを正しく整え、地道に運用することに尽きます。「上位表示を保証する」といった有料サービスには慎重な判断をおすすめします。Googleは順位を保証する仕組みを公式に提供していないためです。
口コミは、こちらからお願いしてもよいのでしょうか?
来店された方に「よろしければ感想をいただけますか」とお声がけすること自体は一般的で、問題ありません。ただし、割引やプレゼントなどの見返りと引き換えに投稿を求める行為、第三者や業者に依頼して投稿させる、いわゆるサクラ・自作自演はGoogleのポリシーで明確に禁止されています。発覚すると口コミの削除やプロフィールの停止につながる可能性があります。良い口コミは、サービスと接客の満足度を高めて自然に増やすのが大原則です。
悪い口コミがついたら、削除できますか?
内容によります。スパム、誹謗中傷、個人情報の記載、事実無根の投稿など、Googleのポリシーに違反するものは報告して削除を依頼できます。しかし、単に評価が低いだけ・主観的な不満を述べただけの口コミは、ポリシー違反ではないため削除できないのが原則です。その場合は、感情的に反論するのではなく、丁寧に返信し、第三者から見て誠実な店だと伝わる対応をするのが最善です。
MEO対策とホームページ(SEO)は、どちらを優先すべきですか?
地域ビジネスではどちらも必要で、優先順位をつけるなら、まず無料で始められるGoogleビジネスプロフィールの整備(MEO)から着手するのが現実的です。地図検索は「今すぐ近くで探している人」に強く、ホームページは「来店前に詳しく知りたい人」の不安解消に強いという役割分担があります。両者を連携させると、地図で見つけてもらい、クリックした先のホームページで来店を後押しする、という流れが作れます。
自分で対策するのは大変ですか?格安HP屋に相談できますか?
基本的な登録や運用はご自身でも十分に行えますし、本記事ではその手順を具体的に解説しています。一方で、地図に表示された先で来店を決めてもらうにはホームページの作り込みが効いてきます。格安HP屋では、MEOと連携しやすいホームページの新規制作(25万円・税込・追加料金なし・修正無制限)を承っており、「ビジネスプロフィールとホームページをどう役割分担させるか」という設計段階からご相談いただけます。お問い合わせはメール(info@kakuyasuhp.com)で承っております。
格安HP屋 編集部東京・神保町/中小企業向けホームページ制作
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