この記事の結論
浜松でホームページを頼むときの費用は、地域よりも「どこに、どこまで頼むか」で決まります。ものづくりの会社が多い浜松では、取引先や働きたい人に「何ができる会社か」が伝わるかどうかで、サイトの役に立ち方が大きく変わります。地元の会社かオンラインの会社かで迷ったら、見積もりに何が含まれるか、公開後に気軽に頼めるかで比べるのがおすすめです。
目次9の章+よくある質問
結論|浜松の制作会社選びは「見積もりの中身」と「公開後」で決まる
先に結論を書いておきます。浜松でホームページ制作会社を探すとき、見ておきたいのは次の3つです。
- 相場の目安:小規模な制作会社なら数十万円台が中心です。浜松だから高い・安いということはなく、差が出るのは依頼先の体制と、サイトに入れる中身のほうです。
- 地元かオンラインか:工場や店に来てもらって話したいなら地元の会社、費用やデザインを広く比べたいならオンラインの会社。どちらが正解ということはありません。
- 安くても失敗しない条件:追加料金がかかる条件、テンプレートかどうか、初稿をどんな形で見せてもらえるか、公開後の修正の頼み方。この4つを契約前に聞いておけば、あとからの食い違いはかなり防げます。
浜松には地元の制作会社があり、東京や名古屋の会社、オンラインで全国から受ける会社にも頼めます。比べる相手が多いのはいいことですが、見積もりの金額だけを並べると、中身の違いが見えなくなります。僕らは東京・神保町でホームページを作っている個人事業なので、この記事ではできるだけ肩入れせずに、浜松の事業環境、相場の見方、会社の選び方、見つけてもらうための集客、相談できる窓口の順にまとめました。自社に当てはめながら読んでみてください。
浜松市の事業環境とホームページ事情|ものづくりの街で求められること
浜松市の紹介では、浜松のものづくりは繊維・楽器・バイクの三大産業を中心に育ってきたとされています。ホンダ・ヤマハ・スズキの3つのバイクメーカーが浜松で生まれ、最盛期には約40社のメーカーが集まっていたそうです。楽器でも、ヤマハ、カワイ、ローランドといったメーカーが浜松に集まり、ピアノから電子楽器まで作られています。
数字で見ても、製造業の比重ははっきりしています。令和2年の国勢調査では、浜松市の15歳以上の就業者のうち第2次産業(製造業や建設業)で働く人の割合は33.9%で、全国の23.4%を大きく上回ります。令和3年の経済センサスでは、市内の製造品出荷額等のおよそ4割を輸送用機械器具製造業が占めていました。
ただ、浜松は工場だけの街ではありません。同じ令和3年の経済センサスで民営事業所の数を見ると、市内の34,295事業所のうち、卸売業・小売業が8,062と、製造業の3,862の2倍を超えます。宿泊業・飲食サービス業も3,420あります。市の面積は1,558㎢と広く、市域の65.7%が森林です。浜名湖のまわりには観光地もあり、同じ浜松市の中でも、お客さんがどこから来るかは地区によってまったく違います。
市の資料では、令和5年度の観光交流客数は約1,749万人でした。市内には73の商店会があり(令和8年3月1日現在)、街なかの商店街から郊外の店まで、地元のお客さんを相手にする商売もたくさんあります。部品メーカーのサイトと、浜名湖の近くの飲食店のサイトでは、見に来る人も、見たい情報もまるで違う。浜松でホームページを考えるときは、まずそこを分けて考えるのが近道です。
浜松の会社のホームページに求められやすいこと
こうした事情から、浜松の会社のホームページは、業種によって役割がかなり変わります。
- 部品加工や機械などのBtoB:取引先の担当者が、設備、得意な加工、材質、対応できるロットを確かめに来ます。展示会で名刺を交換したあとに見られることもあるので、技術の中身がすぐわかる構成が向いています。
- 採用:求人票に書ききれない仕事の中身や職場の雰囲気、先輩の声を伝える場所になります。
- お店・飲食・観光:スマートフォンの地図検索から来る人を受け止めるページが大事です。営業時間や駐車場など、来る前に知りたいことを先に書いておきます。
- 住所の表記:2024年1月1日に市の行政区が7区から3区に再編され、天竜区以外は住所の区名が変わりました。たとえば旧中区・東区・西区・南区と北区の三方原地区は中央区に、北区の三方原地区以外と浜北区は浜名区になっています。会社概要やアクセスのページに古い区名が残っていないかも、この機会に確かめておきたいところです。
浜松市のホームページ制作の相場|地域より「どこに頼むか」で変わる
まず正直に書くと、浜松だから相場が高い、安いということはほとんどありません。ホームページの制作費は、大部分が作る人の手間です。差が出るのは、依頼先の規模や体制と、サイトに入れる中身のほうです。一般的な目安は次のとおりです。
| 依頼先 | 費用の目安(一般的なレンジ) |
|---|---|
| 自作(ツール・テンプレート) | 0〜10万円程度 |
| フリーランス | 10万〜50万円程度 |
| 格安・小規模制作会社 | 数十万円台が中心(テンプレート利用かフルオリジナルかで中身は大きく変わる) |
| 中堅制作会社 | 100万〜300万円程度 |
| 大手制作会社・代理店 | 300万〜1,000万円以上 |
表の「数十万円台」は幅が広く、テンプレートに文字と写真を入れていく作り方なのか、一から設計するフルオリジナルなのかで、同じ金額でも中身がまったく違います。見積もりを並べるときは、金額より先に作り方を確かめてください。
浜松のBtoBの会社の場合、製品ごとのページ、設備一覧、採用ページ、英語のページなどを足していくと、ページ数が増えて費用も上がりやすくなります。最初から全部そろえようとせず、「取引先にすぐ見せたいページ」と「あとで足せるページ」に分けておくと、予算の中で順番をつけやすくなります。費用の内訳や考え方はホームページ制作費用の相場でくわしく書いています。

地元の制作会社か、オンラインで全国から選ぶか
浜松の地元の制作会社に頼むか、オンラインで全国から選ぶか。これはどちらにも良さがあるので、向き不向きで考えるのがいいと思います。
地元・浜松の制作会社が向いている人
- 工場や店に実際に来てもらい、現場を見たうえで提案してほしい
- 写真撮影も含めて、近くの会社にまとめて頼みたい
- 浜松の地名や土地勘が通じる相手と話したい
- 困ったときに顔を合わせて相談できる安心感がほしい
オンラインで全国から選ぶのが向いている人
- 料金やデザインの好みで、広い範囲から比べたい
- 日中は現場や店を離れにくく、打ち合わせを移動なしで済ませたい
- やり取りをメールやチャットに残して、言った言わないを防ぎたい
- 事業所が街なかから離れていて、打ち合わせのたびに出かけるのが負担
オンラインでも、ビデオ通話と画面の共有があれば、デザインの細かい確認まで十分にできます。気をつけたいのは、地域の事情を知らない会社に頼む場合、商圏や取引先の話をこちらから伝える必要があることです。「どの地区から来るお客さんが多いか」「取引先はどんな業種か」を最初に伝えておくと、話が早くなります。
逆に、地元の会社に頼む場合でも、見積もりの中身や公開後の条件は同じように確かめてください。地元かどうかと、条件が自社に合うかどうかは、別の話です。同じ静岡県の静岡市の記事や、愛知県の豊橋市の記事でも、地元とオンラインの比べ方を書いています。
オンラインで進めるなら、写真の段取りを先に決める
オンラインで進めるときに手間がかかりやすいのが写真です。工場の外観、動いている設備、製品の寄り、働く人の様子など、何を何枚撮ればいいかを先に制作会社と決めておくと、撮り直しが減ります。スマートフォンで撮る場合も、明るい時間帯に、向きをそろえてまとめて撮るだけで見やすさがかなり変わります。プロのカメラマンに頼むかどうかは、見積もりの段階で相談しておきましょう。
安く作っても失敗しないために、契約前に確かめたいこと
費用を抑えたいのは当然です。そのうえで、安く作ったのに後から高くついた、ということにならないよう、契約の前に次のことを聞いておくと安心です。
1. どんなときに追加料金がかかるか
「修正は2回まで」「ページ追加は1ページごとに別料金」「写真の加工は別途」など、基本料金の外で費用が出る条件は会社によって違います。製品写真や図面の多い会社ほど、作業が増えたときの扱いを先に聞いておきたいところです。よくある追加費用の例はホームページ制作の追加費用にまとめました。
2. テンプレートか、一から作るか
テンプレートは早く安く作れる反面、同じ型を使ったサイトと見た目が似やすく、載せたい情報が型に収まらないこともあります。加工の種類が多い、製品の並びが複雑、といった会社は、構成から考えて作ったほうが伝わりやすい場合があります。
3. 初稿をどんな形で見せてもらえるか
最初のデザインを、画像やラフ(ワイヤーフレーム=どこに何を置くかだけを示した設計図)で見せる会社もあれば、実際にブラウザで開ける形で見せる会社もあります。画像だけだと、スマートフォンでどう見えるか、ボタンを押したらどう動くかがつかみにくく、完成してから「思っていたのと違う」となることがあります。
4. 公開後の修正と保守の頼み方
公開したあとも、製品の追加、採用情報の更新、休業日のお知らせなど、手を入れる場面は続きます。自分で更新できる範囲、頼んだ場合の料金、月額の保守契約が必須かどうかを確かめておきましょう。あわせて、サーバーやドメイン(インターネット上の住所)がお客様名義になるかも大事です。制作会社の名義のままだと、あとで乗り換えるときに手間がかかることがあります。
5. 英語のページや採用ページを、あとから足せるか
浜松市の資料(浜松商工会議所の浜松経済指標による)では、令和6年のオートバイの完成車の生産台数284,284台のうち、258,235台が輸出向けでした。部品や設備で海外とつながる会社なら、英語のページが必要になる日が来るかもしれません。最初から作らなくても、あとから英語のページや採用ページを足すときの費用と手順を聞いておくと、将来の予算が立てやすくなります。会社選びの全体像は失敗しないホームページ制作会社の選び方もどうぞ。
浜松で見つけてもらうための集客|「浜松×業種」と地図の検索
ホームページは、作っただけでは見つけてもらえません。浜松の事業者が意識したいのは、「浜松 ◯◯」のように、地域名と業種やサービスを組み合わせた検索です。
BtoBの会社は「浜松+技術の名前」で探される
部品加工や試作の会社なら、「浜松 板金加工」「浜松 試作 樹脂」のように、地域名と技術の名前で探す人がいます。加工ごと、材質ごとにページや見出しを分けて、設備の型式、対応できるサイズ、ロットの目安まで書いておくと、探している人の条件に合いやすくなります。
市の産業振興課が運営する「浜松ものづくり企業ナビ」では、繊維・バイク・楽器などの業種から市内の企業を探せます。展示会も同じで、こうした場で名前を知った人が次に見に来るのが、自社のホームページです。ブースで配るチラシや名刺からホームページに来てもらい、そこで技術の説明と問い合わせ先にたどり着ける流れを作っておくと、せっかくの出会いを取りこぼしにくくなります。製造業のサイトの作り方は製造業のホームページでくわしく書いています。
お店・飲食・観光は「地区名」とGoogleビジネスプロフィール
お店や飲食店、観光の事業者なら、スマートフォンで「浜北 歯医者」「舞阪 ランチ」のように地区名で探す人を受け止めることが大切です。Googleビジネスプロフィール(Googleの地図や検索に出る無料の店舗情報)に、正しい住所、営業時間、写真を入れて、ホームページと情報をそろえておきます。区の再編で住所の区名が変わった場合は、ここも忘れずに直しましょう。
浜松市の資料では、人口約78万人に対して、自動車の保有台数(二輪・原付を含む)は約69万台です(いずれも令和7年4月1日現在)。車で来るお客さんを考えるなら、駐車場の有無や台数、入り口のわかりやすさは、ホームページにも地図の情報にも書いておきたいところです。地図検索の対策はMEO対策の基本、検索全体の考え方はSEO対策の基本、飲食店のサイトは飲食店のホームページにまとめています。
浜松の事業者が相談できる窓口と、補助金の調べ方
ホームページのことに限らず、販路や資金の相談ができる公的な窓口が浜松にもあります。無料で相談できるところが多いので、制作会社に頼む前に考えを整理する場としても使えます。
- 浜松商工会議所の経営相談窓口:販路開拓や補助金の活用などを、無料で相談できます。
- 地区の商工会:浜松商工会議所の案内では、可美・篠原・庄内・舞阪・雄踏・旧引佐郡・旧浜北市・旧天竜市は商工会の地区とされています。このエリアの事業者は、地区の商工会が相談先になります。
- 静岡県よろず支援拠点:国が設けた無料の経営相談所で、静岡商工会議所が実施しています。浜松商工会議所など、浜松市内にも出張相談の会場があります(予約制)。
- 浜松市の補助金・サポート:市の産業振興課が扱う補助金や支援制度がまとめられています。
補助金は「ホームページが対象になるか」を先に確かめる
国の制度では、小規模事業者持続化補助金で、販路開拓の取り組みの一部としてホームページの費用が対象になることがあります。ただ、浜松商工会議所の案内にもあるとおり、ウェブサイト関連費だけでの申請はできません。また、第20回の公募要領では、ウェブサイト関連費として申請できる補助金の上限は30万円(税込)です。商工会議所での申請支援は旧浜松市内に事業所がある方が対象なので、それ以外の地区は商工会に相談します。
浜松市の独自の制度は、年度で中身が変わります。令和8年度でいうと、市内の製造業などを対象に、展示商談会への出展経費を補助する「ものづくり販路開拓事業費補助金」(国内は上限20万円、海外は上限50万円、いずれも対象経費の2分の1以内)があります。ホームページに使えるものとしては、令和8年度中に市内で初めて創業した人などを対象に、ホームページの作成・改修の外部委託費などを補助する「新規創業者向けICT活用販路開拓事業費補助金」(対象経費の2分の1以内、上限10万円。ECサイトを含む場合は15万円)があり、窓口ははままつ起業家カフェです。開業までに市の特定創業支援等事業による支援を受けていることなどが条件です。制度は年度で変わるので、申請を考えるときは浜松商工会議所や地区の商工会、市の産業振興課で最新の情報を確かめてください。補助金の基本はホームページ制作に使える補助金で説明しています。
格安HP屋に頼むと|浜松からでも同じ料金・同じ流れ
ここからは僕らの話です。格安HP屋は東京都千代田区神田神保町に事務所を置き、2020年10月からホームページを作っています。打ち合わせはオンラインで、浜松からのご依頼でも料金と流れは同じです。大事にしていることは3つあります。
1. 料金が決まっていて、追加料金がかからない
ホームページの新規制作は25万円、リニューアルは30万円、LP(1枚で完結する宣伝用のページ)は8万円です。すべて税込です。サーバーとドメインの実費(年1〜2万円ほど。お客様名義で契約します)のほかに、追加の請求はしません。制作中の修正は回数無制限で、追加料金もかかりません。お支払いは納品時の一括払いで、着手金や分割払いはありません。公開(納品)前のキャンセルに費用はかかりません。
2. テンプレートを使わない、完全オリジナルのデザイン
一社ずつ、業種やお客様に合わせて一から作ります。部品メーカーなら加工の種類や設備の見せ方から、お店なら来てほしいお客さんの顔ぶれから考えます。型に合わせて情報を削る必要がないので、その会社ならではの技術や仕事ぶりを、そのまま載せられます。
3. 初稿を、実際に動くHTMLのデザインで見せる
最初のデザインを画像やラフではなく、パソコンやスマートフォンで実際に開いて触れる形でお見せします。完成に近い形で判断できるので話が早く、行き違いが少ない点は、お客様から特に評価をいただいているところです。URLを開くだけで確かめられるので、浜松の事務所でも工場でも、社長と現場の方が同じものを見ながら意見を出せます。
浜松からの進め方
- お問い合わせフォーム、メール(info@kakuyasuhp.com)、お電話(050-3109-3399・平日10:00〜18:00)でご相談ください。相談とお見積もりは無料です。僕らから営業の電話をかけることはありません。
- オンラインで、事業の内容や載せたいことをうかがいます。
- 原稿や写真がそろったら制作に入り、初稿を動くデザインのURLでお送りします。
- 初稿を見ながら修正を重ねて、納品・公開します。制作期間の目安は、新規制作なら素材がそろってから最短2週間〜、LPなら最短10営業日です。
公開後は、お知らせやブログをWordPressでお客様ご自身が無料で更新できます。納品後30日間(リニューアルは60日間)は無償でサポートし、その後は都度お見積りです(文字の差し替えなど簡単な修正は1件1,000円〜が目安)。保守は月額0円の都度依頼が基本で、ご希望の方だけ保守管理プラン(月額2万円・税込)もあります。
制作事例には、大阪府豊中市の自動車部品(ガスケット)メーカーや、大阪市淀川区の産業機械メーカーのサイトもあります。同じものづくりの会社がどう見せているか、制作事例でのぞいてみてください。業種ごとの見本はデザインイメージに、料金の詳細は料金プランにあります。
まとめ|浜松でホームページを作るなら、比べる軸を先に決める
浜松でホームページ制作会社を探すときの要点を、もう一度まとめます。
- 相場は地域より依頼先と中身で決まる。小規模な制作会社なら数十万円台が中心で、作り方の違いを確かめる
- 地元かオンラインかは、現場を見てほしいか、広く比べたいかで決める
- 追加料金の条件、テンプレートかどうか、初稿の見せ方、公開後の頼み方を契約前に確かめる
- 「浜松×業種」「地区名×業種」の検索と、Googleビジネスプロフィールを整える。区の再編のあとの住所表記も見直す
- 補助金は、ホームページが対象になるかを商工会議所・商工会・市の窓口で先に確かめる
格安HP屋は、新規25万円・リニューアル30万円・LP8万円(すべて税込・追加料金なし)で、テンプレートを使わないオリジナルのホームページを作っています。浜松からでもオンラインで、同じ料金・同じ流れです。初稿は実際に動く形でお見せするので、社内で回し見しながら決めていただけます。「うちの場合はいくらになる?」だけのご相談でも大丈夫です。お問い合わせからお気軽にどうぞ。
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