この記事の結論
神戸市でホームページを頼むときの費用は、依頼先の規模とサイトの中身で決まり、神戸だから特別に高いわけではありません。神戸で考えたいのは、港町の歴史から育った洋菓子・靴・真珠のように、見せ方そのものが商品の価値になる仕事が多いことです。誰に向けて、どこまで写真と言葉で伝えるかを決めれば、頼む先の選び方も見えてきます。
目次9の章+よくある質問
結論|神戸市の制作会社選びは、見せ方と伝える相手で決まる
最初に結論です。神戸市でホームページを作る費用は、依頼先の規模と体制、それにサイトの中身でほぼ決まります。一般的には、自作で0〜10万円程度、フリーランスに頼めば10万〜50万円程度、小規模な制作会社なら数十万円台が中心で、中堅の制作会社だと100万〜300万円程度です。神戸の会社に頼んだから高い、ということはありません。
神戸で押さえておきたいのは、港町の歴史から育った仕事が多いことです。洋菓子、靴、真珠、洋服、洋家具。どれも、写真と言葉での見せ方がそのまま商品の価値につながる仕事です。お客さんが三宮や元町を歩く人なのか、全国の通販のお客さんなのか、海外のバイヤーなのか。誰に向けるかで、必要な写真もページも言葉も変わります。
どこに頼むにしても、安く作って失敗しない条件は同じです。追加料金の条件はどうか、デザインは型を使うのか一から作るのか、修正と公開後の更新はどう進むのか。この記事では、神戸の産業と商圏の特徴、相場、選び方、集客、相談できる窓口の順にまとめます。この記事は、東京・神保町でホームページ制作をしている格安HP屋の僕らが書いています。
神戸市の事業環境とホームページ事情|港町が育てた「ファッション産業」
神戸市の説明によると、1868年の開港とともに外国人居留地が開かれ、その洋風文化に刺激を受けて、神戸洋服、神戸靴、神戸洋家具、洋菓子などの産業が生まれ、育ってきました。原材料の輸入や製品の輸出に便利だったことから、パン、コーヒー、真珠加工、ケミカルシューズなども発展しています。市はこうした衣・食・住・遊にかかわる生活文化産業をまとめて「ファッション産業」と位置づけ、2021年には「神戸らしいファッション文化を振興する条例」も作りました。
長田の靴
「大阪の食い倒れ、京都の着倒れ、神戸の履き倒れ」と言われるように、神戸は靴のまちとしても知られています。長田区の紹介によると、靴の関連製品の出荷額は市全体の7割を占め、長田区は全国屈指の靴製造業の集積地です。ゴム靴づくりから始まり、1952年にはゴムに代わる素材としてケミカルシューズが生まれました。いまは主に婦人向けの靴が作られていて、地域団体商標の「神戸シューズ」のブランドづくりも進められています。2000年には細田町にシューズプラザができ、長田の靴をメーカー直送で売る直営ショップや、オーダーメイドの靴も扱っていると区は紹介しています。
一方で、日本ケミカルシューズ工業組合の販売足数は、ピーク時の4,749万足から、2019年には1,308万足まで減っています。問屋や小売店との取引に加えて、自社のブランドや技術を直接知ってもらう場として、ホームページの出番は増えていると僕らは見ています。
北野の真珠
真珠も神戸を代表する産業です。神戸の真珠産業が本格的に始まったのは、1928年に真円真珠の特許が公開され、各地で養殖場が増えてからだそうです。市によると、いまは市内に約220社の真珠加工事業者が集まり、北野町には通称「パールストリート」と呼ばれる通りがあります。世界で流通する真珠の約70%が日本に集まり、その多くの選別加工が神戸で行われていて、神戸は世界有数の真珠の加工・集積地です。海外との取引がある会社なら、英語で会社や商品の概要を伝えられるかどうかが、信頼の入り口になります。
洋菓子と、三宮・元町の商業地
洋菓子の歴史も開港にさかのぼり、市は大正時代に洋菓子づくりの基盤が築かれたと紹介しています。神戸市は、洋菓子店と観光スポットを載せた「神戸スイーツマップ」を、日本語、英語、繁体字で出しています。2023年2月には洋菓子メーカーと、スイーツの魅力発信を通じた産業振興の事業連携協定も結んでいて、市としても洋菓子を神戸の顔として発信していることが分かります。
お店が集まるのは、市が神戸の玄関口と呼ぶ三宮と、元町商店街や南京町、三宮センター街がある都心です。市は神戸元町商店街を、神戸を代表する伝統的な中心商業地で、超広域商圏をもつ専門店街だと紹介していて、地元の景観協定では高級・ハイカラ・エレガントな「元町らしさ」を受け継いでいくことが掲げられています。地元の人だけでなく、遠くから来る買い物客や観光客も相手にする場所だということです。お店の雰囲気とホームページの印象がずれていると、せっかく調べてくれた人を迷わせてしまいます。街の空気に合った見せ方を選べるかどうかも、神戸では大事なポイントです。
こうして見ると、神戸のホームページに求められる役割は、業種によって大きく違います。
- 洋菓子店やパン屋、カフェは、商品の写真と、季節の品や贈り物の案内、お店の場所と営業時間。遠方の人に向けた通販の入口も考えどころです。
- 長田の靴メーカーは、得意な靴の種類や素材、対応できるロット、OEMの受け方など、取引先が比べるための情報。自社ブランドを持つなら、その世界観を伝えるページも要ります。
- 真珠の加工業者や輸出入を行う会社は、会社の信頼性が伝わる概要と、英語での案内。
- 三宮・元町のお店は、地元の人と観光客の両方に向けた、地図、営業時間、外国語での最低限の情報。
神戸市のホームページ制作の相場|写真と通販と外国語で費用が動く
ホームページの制作費は、所在地よりも、依頼先の体制とサイトに何を載せるかで決まります。神戸だから特別に高い、安いということはありません。一般的な目安は次のとおりです。
| 依頼先 | 費用の目安(一般的なレンジ) |
|---|---|
| 自作(ツール・テンプレート) | 0〜10万円程度 |
| フリーランス | 10万〜50万円程度 |
| 格安・小規模制作会社 | 数十万円台が中心(テンプレート利用かフルオリジナルかで中身は大きく変わる) |
| 中堅制作会社 | 100万〜300万円程度 |
| 大手制作会社・代理店 | 300万〜1,000万円以上 |
神戸の事業者で費用が動きやすいのは、商品写真、ネット通販、外国語の三つです。小さな洋菓子店なら、トップ、商品の紹介、お店の紹介、アクセス、お問い合わせくらいの構成で始められます。これに通販の仕組み(ECサイト)を足したり、靴や真珠のように商品点数が多いうえに英語のページまでそろえたりすると、ページ数も準備の手間も増えます。取引先向けの品番の多いカタログは、すべてをページにせず、代表的な商品だけをページで見せて、全体はPDFで配る形にすると、費用も更新の手間も抑えやすくなります。
見積もりを比べるときは、写真を誰が撮るのか、商品の登録を誰がするのか、翻訳をどうするのかをそろえてから比べてください。ここが違うと、同じ金額でも中身がまるで違ってきます。依頼先ごとの相場はホームページ制作費用の相場の記事でもくわしく比べています。

神戸の制作会社か、オンラインで全国から選ぶか
頼む先は、神戸市内や兵庫の制作会社か、所在地にこだわらずオンラインで全国から選ぶかの二つに分かれます。どちらが正しいということはありません。
神戸・兵庫の制作会社が向いている人
ケーキや靴、真珠のように質感が勝負の商品は、写真の出来で伝わり方が変わります。撮影も含めて頼みたいなら、店や工場に来てもらいやすい近くの会社が便利です。三宮・元町の人の流れや、長田の産地の事情を知っている会社なら、話も早く進みます。打ち合わせは顔を合わせてしたい、という方にも向いています。
オンラインで全国から選ぶのが向いている人
写真は手持ちのものや、別に頼んだカメラマンのものを使う、やり取りはビデオ通話とメールで十分、という方は、候補を全国に広げられます。料金の仕組みやデザインの方針、修正の条件を多くの会社で比べられますし、通販で全国のお客さんに売りたいなら、神戸の外から見て何が魅力に映るかという視点も役に立ちます。反対に、パソコンでのやり取りが負担に感じる方は、無理にオンラインを選ばなくて大丈夫です。
安く作っても失敗しないための選び方|神戸の事業者が確かめたいこと
費用を抑えたいときほど、見積もりの中身を見てください。神戸の事業者から相談を受けるとき、僕らがとくに確かめてほしいと思う点を挙げます。
撮影、商品登録、翻訳は料金に入っているか
基本料金に含まれるものは会社によって違います。神戸の業種でとくに差が出やすいのが、商品写真の撮影、通販サイトへの商品の登録、外国語の翻訳です。「一式」とだけ書かれた見積もりなら内訳を出してもらい、あとから別料金にならないかを確かめましょう。通販を始めるなら、送料、日持ちや保存の方法、返品の条件、販売する事業者の情報など、載せておく情報も増えます。そうしたページづくりまで見積もりに入っているかも見ておくと安心です。見落としやすい追加費用はホームページ制作の追加費用の記事で一覧にしています。
テンプレートで、ブランドの世界観が出せるか
テンプレート(決まった型)は、早くて安いのが利点です。ただ、洋菓子店や靴のブランド、真珠のジュエリーのように、世界観そのものが商品の一部になっている仕事では、型に写真を入れ替えるだけでは物足りなくなりがちです。色や書体、写真の見せ方をどこまで自由に決められるのかを確かめておきましょう。
修正は、何を見て何回できるか
修正回数に上限がある会社もあります。商品の色味や質感は、画像のデザイン案とスマートフォンの画面とで見え方が変わりやすいところです。実際に動くページで確かめられるかどうかも聞いておくと安心です。
新作や季節の品を自分で載せられるか
新作の靴、季節のケーキ、期間限定の品。こうした情報を、制作会社に頼まずに自分で更新できるかどうかで、ホームページの鮮度は大きく変わります。保守費が毎月かかるのか、ドメインとサーバーは誰の名義かもあわせて確認してください。会社選びの全体像はホームページ制作会社の選び方、スマートフォンでの見やすさはスマホ対応の記事にまとめています。
神戸で見つけてもらうための集客|エリア名、地図、商品名
ホームページを作ったら、次は見つけてもらう工夫です。お店なら、まず「地域名×業種」の検索を意識しましょう。神戸では「三宮 美容室」「元町 カフェ」「東灘区 歯医者」「垂水 整体」のように、区や駅、まちの名前で探す人もいます。お店のまわりの人が使う呼び方を、ページのタイトルやアクセスの説明に自然に入れておきましょう。三宮では、市民や民間事業者と市が一緒に都心の再整備を進めています。駅や道の様子が変わったときに、アクセスの説明や地図が古いままになっていないか、ときどき見直しておくと親切です。
三宮や元町のように観光客も歩くエリアでは、Googleビジネスプロフィールが欠かせません。Googleマップや検索結果に出る地図の欄に、場所や営業時間、写真、口コミを無料で載せられる仕組みです。英語の説明や、英語のメニューのページへのリンクも用意しておくと、海外からのお客さんにも親切です。具体的な手順はMEO対策(Googleマップ集客)の記事にまとめました。
洋菓子や靴、真珠のように、商品そのものを目当てに探されることもある業種では、地域名より商品名での検索も意識したいところです。「焼き菓子 ギフト」「幅広 パンプス」「真珠 ネックレス 修理」のように、お客さんが使いそうな言葉で、商品や受けられる注文のページを書き分けておくと、遠方の人にも見つけてもらいやすくなります。洋菓子店なら、贈り物の季節に向けた限定品や予約の受付を早めにホームページで案内しておくと、店頭で聞かれる前に答えを用意しておけます。
靴や真珠の直販やオーダーを受けている会社なら、サイズの測り方や注文から届くまでの日数、アフターサービスの内容を一つのページにまとめておきましょう。長田のシューズプラザのように、作り手から直接買える場所があることは、それだけで遠方の人が興味を持つ理由になります。
長田の靴メーカーなら、取引先が比べるための情報も大事です。得意な靴の種類、素材、対応できるロット、OEMの受け方、試作の進め方、工場の場所を、製品ごとのページに分けて書いておくと、問い合わせる前の判断材料になります。作り方は製造業のホームページ、検索対策の基本はSEO対策、飲食店は飲食店のホームページの記事が参考になります。
神戸市の事業者が相談できる窓口と支援
ホームページのことも含めて、神戸には無料で経営の相談ができる窓口があります。見積もりを取る前に、何を作るべきかを整理しに行くのもおすすめです。
神戸商工会議所
神戸商工会議所は市内3か所に支部を置き、地区担当の経営指導員が相談に応じています。東灘区・灘区は東神戸支部、中央区・兵庫区・北区は中央支部、長田区・須磨区・垂水区・西区は西神戸支部が窓口です。各支部では決まった日に弁護士や中小企業診断士などの専門家に相談でき、相談料はかかりません(事前予約制)。
兵庫県よろず支援拠点
国(中小企業庁)の施策として置かれている、何度でも無料の経営相談所です。兵庫県では公益財団法人ひょうご産業活性化センターが運営していて、本部は神戸市中央区東川崎町の神戸市産業振興センター1階にあります。IT活用や販路開拓などの相談に専門家が応じ、ブランディングや販路開拓のセミナーも開いています(兵庫県よろず支援拠点)。
神戸市の補助金
神戸市の2026年度「中小企業DX推進支援補助制度(システム導入事業)」は、市の「中小企業DXお助け隊事業」の伴走型支援を複数回受けた市内の中小企業が、システム導入などの費用の補助を受けられる制度です。補助率は2分の1以内で、通常は上限100万円。ただし2026年度の公募は8月7日で締め切られています。ホームページの制作が対象になるかどうかは市のページに書かれていないので、次の募集とあわせて、市の経済観光局ものづくり産業課や商工会議所で確かめてください(市の制度のページ)。
国の制度に目を向けると、小規模事業者持続化補助金などで、販路開拓の一環としてホームページにかかる費用が補助の対象になることもあります。条件は公募の回ごとに変わるので、よろず支援拠点や商工会議所で最新の内容を確かめるのが確実です。ほかの補助金も含めた全体像はホームページ制作に使える補助金の記事で紹介しています。
格安HP屋に頼むと|神戸からでも同じ料金・同じ流れ
ここからは僕ら自身の話です。格安HP屋は、東京都千代田区の神田神保町(神保町駅A1出口から徒歩3分)を拠点にした、ホームページ制作の個人事業です。神戸に事務所はありませんが、打ち合わせはオンラインで行うので、全国どこからでも同じ料金・同じ流れで頼めます。
① 安く作れて、あとから追加料金がかからない
料金は、ホームページの新規制作が25万円、リニューアルが30万円、LP制作(商品やサービスを1枚で紹介する宣伝用のページ)が8万円。どれも税込です。サーバーとドメインの実費(年1〜2万円ほど。契約はお客様の名義)以外に、追加の請求はしません。制作中の修正は回数無制限で、追加料金もいただきません。
② テンプレートなし、完全オリジナルのデザイン
デザインは一社ずつ、業種やお客様に合わせて一から起こします。洋菓子店なら商品がおいしそうに見える色と余白を、靴や真珠なら素材の質感と技術が伝わる構成を、というふうに、その仕事に合った見せ方から考えます。
③ 初稿を、実際に動くHTMLのデザインで見せる
最初のデザインは、画像やラフ(ワイヤーフレーム)ではなく、パソコンやスマートフォンで実際に開いて触れる形でお見せします。商品写真の見え方や色合いを完成に近い形で確かめられるので、話が早く、行き違いが少なくなります。お客様からの評価が高いのもこの点です。URLを開くだけなので、神戸と東京で離れていても確認に困りません。
相談と見積もりにお金はかかりません。電話(050-3109-3399、平日10:00〜18:00)かメール(info@kakuyasuhp.com)で、気軽に声をかけてください。僕らのほうから営業の電話をかけることはありません。
そのほかの条件も書いておきます。納品から30日間(リニューアルは60日間)は無償でサポートします。その後の修正は都度お見積りで、文字の差し替えなど簡単なものは1件1,000円〜が目安になります。保守は、必要なときにだけ頼む月額0円の都度依頼が基本です。月々まとめて任せたい方には、保守管理プラン(月額2万円・税込)も用意しています。新作や季節のお知らせ、ブログはWordPressで、お客様自身が無料で更新できます。支払いは納品時に一括(着手金なし・分割なし)。公開(納品)前のキャンセルなら、費用はかかりません。できあがるまでの目安は、新規なら素材がそろってから最短2週間〜、LPなら最短10営業日です。
制作事例には、兵庫県高砂市の会社が営み、神戸・元町にもお店があるカフェ(YELLOW CAFE)や、兵庫県姫路市の訪問看護・介護の事業所(有限会社 地域サービスイモネ)のサイトもあります。作りの雰囲気は制作事例とデザインイメージで見られます。料金の一覧は料金表に、頼んでから公開までの進み方は制作の流れの記事に載せています。
まとめ|神戸市でのホームページ制作は、見せ方と相手を決めてから
神戸市のホームページ制作の費用は、神戸だからではなく、依頼先の規模とサイトの中身で決まります。まず、三宮や元町を歩く人、全国の通販のお客さん、取引先、海外のバイヤーのうち、誰に向けて作るのかを決めましょう。洋菓子なら写真と季節の案内、靴なら取引先が比べるための情報とブランドの世界観、真珠なら信頼が伝わる概要と英語、というように、力を入れる場所が見えてきます。
頼む先は、撮影まで任せやすい神戸の会社でも、オンラインで全国から選ぶ会社でも構いません。どちらでも、撮影や翻訳を含めた追加料金の条件、テンプレートかどうか、修正と更新の条件を確かめてください。迷ったら、神戸商工会議所の支部や兵庫県よろず支援拠点で無料で相談できます。
追加料金なし、テンプレートなしで、商品や仕事の良さが伝わるホームページを作りたい方は、格安HP屋にも声をかけてください。初稿の段階から、実際にスマートフォンで触れるHTMLのデザインで確かめてもらえます。お問い合わせからどうぞ。
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