この記事の結論
ホームページのページ数に決まった正解はありませんが、目安はあります。名刺代わりなら5ページ前後、集客したいならサービスごとにページを分けて10ページ前後から、採用や事例も載せるなら15ページ以上。大事なのはページの数より、探している人が知りたいことに、1ページずつきちんと答えているかです。
目次8の章+よくある質問
結論|ホームページのページ数は目的で決まる。まず5ページ前後から
ホームページに必要なページ数は目的で決まり、名刺代わりなら5ページ前後、集客したいなら10ページ前後、採用や事例も載せるなら15ページ以上がひとつの目安です。
「何ページあれば安心か」は、ホームページを作るときに迷いやすいところです。ただ、ページ数は多ければいいものではありません。見る人が知りたいことに答えるページがそろっていれば、それがその会社にとっての適正なページ数。この記事の結論をまとめると、次のとおりです。
- 最低限:トップ、サービス(事業内容)、会社概要(プロフィール)、お問い合わせの4つ。できれば料金か事例を足して5ページ。
- 集客したいなら:サービスごとにページを分ける。「何をしてくれる会社か」が言葉ごとに伝わる形にする。
- ページを増やすより中身:数を増やすことが目的になった薄いページは、読む人にも検索にも役に立たない。
- 費用:ページ単位で見積もる頼み先が多いので、ページの数え方と、追加するときの金額を確かめる。
ここでいう「ページ」は、URL(ページの住所)ごとの1枚のことです。縦に長い1枚のページは、どれだけ長くても1ページと数えます。

目的・業種ごとのページ数の目安|早見表
ページ数の目安は、名刺代わり・集客・採用や事例まで載せる、という3つの目的と、業種ごとに載せたい情報の量で考えると決めやすくなります。
| 目的 | ページ数の目安 | 主なページ | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 名刺代わり | 4〜6ページ | トップ、サービス、会社概要、お問い合わせ(+料金か事例) | 取引先や紹介の相手に、会社の中身を確かめてもらう |
| 集客したい | 8〜12ページ | 上に加えて、サービスごとのページ、事例、よくある質問、お知らせ・ブログ | 検索から新しいお客様に見つけてもらい、問い合わせにつなげる |
| 採用や事例も載せる | 15ページ以上 | 上に加えて、採用情報、社員の紹介、事例の一覧と詳しいページ | 人を採りたい、実績を見て選んでもらいたい |
業種によって、載せたい情報の量も変わります。下の表は構成の一例です。ページ数は目安で、事業の中身によって上下します。
| 業種 | ページ数の目安 | よくある構成の例 |
|---|---|---|
| 飲食店・小売店 | 5〜7ページ | トップ、メニュー(商品)、こだわり、店舗・アクセス、お知らせ、予約・お問い合わせ |
| 美容室・サロン・整体 | 6〜8ページ | トップ、メニューと料金、スタッフ、初めての方へ、よくある質問、アクセス、予約 |
| 士業・コンサルタント | 6〜10ページ | トップ、業務内容(分野ごと)、料金、事務所の紹介と代表のあいさつ、事例、お問い合わせ |
| 製造業・BtoBの会社 | 8〜15ページ | トップ、製品・技術(分野ごと)、設備、事例、会社概要、採用、お問い合わせ |
| 工務店・リフォーム | 8〜15ページ | トップ、家づくりの考え方、施工事例、流れと費用、会社概要、よくある質問、お問い合わせ |
最低限のページと優先順位|まずはこの5つから
最初にそろえたいのは、トップ、サービス、会社概要、お問い合わせの4ページで、5ページ目には料金か事例のどちらか、お客様がより知りたいほうを選びます。
- トップページ:何の会社(お店)で、誰の役に立つのかを最初の画面で伝え、各ページへの入口をつくる。
- サービス(事業内容):何をしてくれるのか、どんな人に向いているのか、頼むとどう進むのか。サービスが複数あるなら、ここを分けるのが次の一歩です。書き方はサービス紹介ページの書き方にまとめました。
- 会社概要(プロフィール):社名や屋号、所在地、代表者、連絡先、沿革。取引先や求職者がよく確かめるページです。載せる項目は会社概要ページの書き方を参考にしてください。
- お問い合わせ:フォームと電話・メール。返事の目安も書いておくと安心してもらえます。
- 料金か事例:料金の目安があると問い合わせる前の不安が減り、事例があると頼んだあとの姿を想像しやすくなります。
その次に足すなら、よくある質問、お知らせ・ブログ、採用、アクセスの順番で考えるのがおすすめです。よくある質問は、電話やメールで何度も聞かれることに先回りで答えられるので、少ないページ数でも効き目があります。作り方はよくある質問ページの作り方をどうぞ。お問い合わせフォームで個人情報を受け取るなら、プライバシーポリシーのページも用意しておきましょう。
自社に必要なページを洗い出す4つの手順
- 目的を1つ決める:問い合わせを増やしたいのか、採用なのか、取引先に信用してもらうためなのか。目的が決まると、要るページと要らないページが分かれます。
- お客様によく聞かれることを書き出す:電話やメール、店頭で聞かれることを、思いつくだけ紙に書きます。料金、流れ、対応できる地域、支払い方法など、20個ほど出れば十分です。
- 似た質問をまとめて、1まとまり=1ページにする:料金の話は料金ページ、進め方の話はサービスのページ、会社の話は会社概要へ。どこにも入らない質問は、よくある質問のページに集めます。
- 最初に公開するページを決める:全部を一度に作らず、目的に直結するページから公開して、残りはあとから足します。
この順番で考えると、「ページ数を何ページにするか」ではなく「どの質問に答えるか」からページが決まるので、数の多い少ないで悩まずに済みます。
1ページ(LP)で足りる場合・足りない場合
伝えたいことが1つで、見に来る人の目的もはっきりしているなら、縦に長い1ページのLP(ランディングページ)でも足ります。
LPは、1枚のページの中で、悩みへの共感、サービスの中身、選ばれる理由、料金、お客様の声、申し込みまでを順番に見せる形です。読む人が迷わず最後まで進めるので、目的が1つなら力を発揮します。くわしくはLP制作の基本で書いています。
| 1ページ(LP)で足りることが多い | ページを分けたほうがいいことが多い |
|---|---|
| サービスや商品が1つだけ | サービスが複数あり、それぞれ違う人に向けている |
| 広告やチラシ、SNSから来た人の受け皿にしたい | 検索から、いろいろな言葉で見つけてもらいたい |
| イベントやキャンペーンの告知 | 会社としての信用を伝えたい(会社概要や沿革を見せたい) |
| 開業したばかりで、まず問い合わせの窓口がほしい | 採用情報や事例を増やしていきたい |
まずLPで始めて、事業が固まってきたら複数ページのホームページを作る、という順番もあります。最初から完ぺきな構成を目指すより、今の目的に合った形で始めるほうが、予算も時間もむだになりません。
反対に気をつけたいのが、1ページに何でも詰め込むことです。サービスが3つも4つもあるのに1枚のLPにまとめると、ページがとても長くなり、読む人は自分に関係のあるところを探せなくなります。複数ページのサイトでも、トップページだけで全部を説明しようとすると同じことが起きるので、詳しい話はそれぞれのページに任せましょう。
ページ数と費用の関係|ページ単位で見積もる頼み先が多い
ホームページの制作費はページ単位で見積もる頼み先が多く、ページが増えるほど作業の手間も増えるので、金額も上がるのが一般的です。
見積書では、トップページと下層ページ(トップ以外のページ)で単価を分け、「下層ページ◯ページ×単価」のように数える形をよく見かけます。「◯ページまでは基本料金、それ以上は1ページごとに追加」というプランもあります。ページが1枚増えると、デザイン、コーディング、原稿の流し込み、スマホでの確認と、それぞれの作業が少しずつ増えるからです。どちらの場合も、次の3つを確かめておくと、あとで金額がずれにくくなります。
- 何を1ページと数えるか:デザインから作るページと、同じ型で増やせるページ(お知らせやブログの記事、事例の詳しいページなど)を分けて数えるのか
- あとから足すといくらか:公開後にページを追加するときの金額と、頼み方
- 原稿を誰が用意するか:ページが増えるほど、書く文章も増えます。自分で用意するなら、その時間も見込んでおく
ページ数が少なければ必ず安い、というわけでもありません。1ページのLPでも、読む順番を考えた構成や、最後まで読ませる原稿づくりには手間がかかります。金額は、ページの数と、1ページごとにどこまで作り込むかの掛け算で決まる、と考えておくと見積もりを比べやすくなります。
見落としやすい追加費用はホームページ制作の追加費用、見積書の項目の読み方はホームページ制作の見積書の見方、ページ数を含めた相場の全体像はホームページ制作費用の相場にまとめました。
ページを増やすより中身|検索での考え方
検索のためにページ数を増やす必要はなく、探している人の疑問ごとに、きちんと答えたページを1つずつ用意するほうが、読む人にも検索にも役に立ちます。
Googleは、有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成というページで、自分のコンテンツを見直すための質問を挙げています。その中には「いずれかが検索結果の上位に表示されることを期待して、さまざまなトピックで多くのコンテンツを制作していますか」という問いがあります。Googleが優先する文字数という設定は存在しない、という一文も。数や量そのものではなく、人の役に立つかどうかが見られているということです。
さらにGoogle ウェブ検索のスパムに関するポリシーでは、ユーザーをサポートすることではなく、検索ランキングの操作を主な目的として大量のページを作ることを「大量生成されたコンテンツの不正使用」としています。特定の地域や都市を対象にしたページを複数持って1つのページへ誘導するやり方や、検索結果の一覧のように内容の似たページをいくつも並べるやり方は、「誘導ページ」の例として挙げられています。
ページが多すぎると起きること
検索の話を抜きにしても、ページが多すぎるサイトには困りごとが出てきます。更新が追いつかず、古い料金やスタッフの情報があちこちに残る。似たページが並んで、読む人がどれを見ればいいか迷う。直したい箇所を探すだけで時間がかかる。ページは作って終わりではなく、持っている間ずっと手入れが要るものなので、自分たちで面倒を見られる数に収めるのも大事な考え方です。
検索に強いページの分け方
- 1ページ1テーマ:サービスが3つあるなら、3つのページに分ける。GoogleのSEOスターターガイドも、ユーザーが検索しそうなキーワードを考えることを勧めています。ページを分けると、その言葉で探す人に合わせた説明を書きやすくなります
- 同じ内容のページを作らない:スターターガイドでは、同じ情報を載せたページが2つあると、どちらが正しいページなのかと読む人が迷う、と説明されています
- ページどうしをリンクでつなぐ:Googleは、主にリンクをたどって新しいページを見つけています。メニューや本文から、関係のあるページへリンクを張っておきましょう
ページの一覧をまとめたファイル(XMLサイトマップ)も役に立ちます。Googleのサイトマップの説明では、ページ数がおよそ500ページ以下なら「小さい」サイトとしてサイトマップが要らない場合もあるとしつつ、新しく外部からのリンクが少ないサイトは、見つけてもらいにくいことがあると書かれています。作ったばかりのサイトこそ、用意しておくと安心です。くわしくはサイトマップとはをどうぞ。

格安HP屋に頼むと|ページ数で金額が変わらない
格安HP屋の新規制作は25万円(税込)で、必要なページ数だけ作り、ページ数や機能の数で金額は変わらないので、ページを削って予算に合わせる必要がありません。
最初の聞き取り(30分ほど)で事業の中身や目的をうかがい、サイトマップ(ページの一覧と構成)とお見積りをお出しします。ページ数は、予算ではなく「このサイトを見る人に何が必要か」で一緒に決めます。そのあと、トップページのデザインを2案ご提案します。初稿は画像やラフではなく実際に動くHTMLでお見せするので、スマートフォンでメニューの位置や読みやすさまで確かめられます。デザインはテンプレートを使わず、一社ずつゼロから作るオリジナルです。
- 料金は新規制作25万円・リニューアル30万円・LP8万円で、すべて税込・追加料金なし
- お知らせ・ブログ・実績などはWordPressでご自身で無料で増やせます(更新のマニュアルつき)
- 多言語対応(日本語・英語・中国語・韓国語の4言語まで)や資料ダウンロード機能も、同じ料金の中に入っています
- 制作中の修正は回数無制限。納品後30日間(リニューアルは60日間)は無償でサポートし、そのあとのページ追加は1万円〜が目安です
1ページで足りる目的ならLP(8万円)で、お問い合わせフォーム・スマホ最適化・GA4の設定まで入ります。ページが増えすぎた今のサイトを整理したい方は、リニューアル(30万円)で、今のサイトの分析から、全ページの移行、URLの転送(リダイレクト)、SEOの引き継ぎまで行います。僕ら自身のサイトでも、コラムは1本ずつ別のページにして、すべてに構造化データを入れ、サイトマップを出しています。作ってきたサイトは制作事例、業種ごとの見本はデザインイメージ、料金は料金プランでご覧ください。
まとめ|ページ数は「見る人に必要な分」で決める
ホームページのページ数は、多いほどいいわけでも少ないほど安いわけでもなく、見る人が知りたいことに答えるページがそろっているかで決めるのがいちばんです。
- 目安は、名刺代わりなら5ページ前後、集客なら10ページ前後、採用や事例も載せるなら15ページ以上
- 最初はトップ・サービス・会社概要・お問い合わせに、料金か事例を足した5ページから
- 目的が1つなら、1ページのLPでも足りる
- 見積もりは、ページの数え方と、あとから足すときの金額を確かめる
- 検索のためにページを水増ししない。1ページ1テーマで中身を濃くする
格安HP屋の新規制作は、ページ数に関係なく25万円(税込)・追加料金なしです。「うちの事業なら何ページ要る?」という段階から、サイトマップとお見積りを無料でお出しします。お問い合わせから気軽にご相談ください。
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