この記事の結論
産業廃棄物の収集運搬や処分の会社のホームページは、排出事業者の担当者が「この会社に任せて大丈夫か」を確かめる場所です。許可の種類と品目、施設、料金の出し方がすぐ見つかること。優良認定を目指すなら、決められた情報をインターネットで公表し続けることも基準の一つになります。この記事では、載せることの表から、優良認定の公表事項、見積もりと採用の導線までをまとめました。
目次9の章+よくある質問
- 01結論|産廃処理業のホームページは「許可」と「処理の中身」を確かめられる場所に
- 02見る人と確かめること|排出事業者・行政と地域・求職者
- 03優良産廃処理業者認定制度|インターネットでの公表が基準の一つ
- 04ホームページに載せること|許可・品目・エリア・施設・料金・マニフェスト
- 05見積もりの導線|BtoBの問い合わせは「要る情報」を先に聞く
- 06更新の段取り|「変更の都度」と「年1回以上」を分けて管理する
- 07採用ページ|ドライバーと現場の仕事を具体的に
- 08格安HP屋に頼むと|25万円(税込)で、許可と公表事項まで見やすく
- 09まとめ|許可と処理の中身を、確かめやすく
- Q&Aよくあるご質問
結論|産廃処理業のホームページは「許可」と「処理の中身」を確かめられる場所に
産業廃棄物処理業のホームページの役目は、排出事業者の担当者が、許可の内容と処理の中身をその場で確かめ、見積もりの相談まで進めるようにすることです。委託先を選ぶ担当者は、法律の決まりのうえでも、相手の許可の範囲を確かめる必要があるからです。
押さえるところは、次の3つです。
- 許可の情報:許可の種類、品目、許可を受けた自治体、有効期限。許可証の写しも。
- 処理の中身:施設と車両、処理の方法と流れ、取扱量、マニフェストへの対応。
- 相談の入口:見積もりに要る情報を聞くフォーム、会社案内の資料、電話の受付時間。
さらに、優良産廃処理業者の認定を目指すなら、決められた事項をインターネットで公表し、決まった頻度で更新し続けることが認定の基準の一つになります。自社のホームページは、その公表の場にもなります。僕ら格安HP屋も、産業廃棄物の処理・リサイクルの会社のサイトを作ったことがあります。ここでは、どこに頼む場合でも役に立つことを中心に書いていきます。

見る人と確かめること|排出事業者・行政と地域・求職者
産廃処理業のホームページを見に来るのは、処理を任せる先を探す排出事業者の担当者、許可や指導にかかわる行政と地域の人、そして働く場所を探す求職者です。
排出事業者の担当者|委託してよい相手か
廃棄物処理法では、排出事業者は運搬を産業廃棄物収集運搬業者に、処分を産業廃棄物処分業者に委託しなければならず、委託する廃棄物がその会社の事業の範囲に含まれていること、契約を書面で結び、許可証の写しなどを添付することが決められています。委託したあとも、処理の状況を確かめるよう努めることになっています。だから担当者は、品目、許可を受けた自治体、有効期限を最初に確かめます。社内で委託先を決めるための資料をそろえる必要もあるので、会社案内や許可の一覧がそのまま使える形で見つかると、話が早く進みます。
担当者が使うのは検索エンジンだけではありません。産業廃棄物処理事業振興財団が運営する産廃情報ネット(さんぱいくん)では、廃棄物の種類や許可を出した自治体などの条件で処理業者を探せて、環境省の運用マニュアルでも多くの排出事業者が利用していると紹介されています。自社のホームページと、そこに登録した情報の中身がずれないようにしておきましょう。
行政・地域の人|きちんとした事業者か
行政は許可の手続きで会社の情報を把握していますが、ホームページは施設の近くに住む人や地域の団体も見ます。環境への取り組み、事業場の見学を受けているかどうか、問い合わせの窓口がはっきりしていると、地域に対して開かれた会社だと伝わります。
求職者|どんな仕事で、安全か
ドライバーや選別の仕事などを探す人は、仕事の中身、一日の流れ、安全の取り組み、必要な免許を知りたがります。ここは後の章で詳しく書きます。
優良産廃処理業者認定制度|インターネットでの公表が基準の一つ
優良産廃処理業者認定制度は、通常の許可より厳しい基準を満たす処理業者を自治体が認定する制度で、情報のインターネット公表が基準の一つです。
環境省の説明によると、この制度は都道府県や政令市が審査して認定するもので、平成23年4月1日から運用されています。認定の基準は「遵法性」「事業の透明性」「環境配慮の取組」「電子マニフェスト」「財務体質の健全性」の5つです。環境配慮の取組はISO14001やエコアクション21などの認証、電子マニフェストは公益財団法人日本産業廃棄物処理振興センターが運営するシステム(JWNET)に加入していることが求められます。認定を受けると、許可証に優良である旨が書かれ、許可の有効期間は通常の5年から7年になります。ほかに、財政投融資での優遇や、国などが行う産業廃棄物の処理の契約での有利な取扱いもあります。
「事業の透明性」は、申請の前から公表しておく
事業の透明性の基準では、通常の許可を受けている会社が優良認定を申請するなら、許可の更新の申請の日の前6か月間、決められた事項をインターネットで公表し、決められた頻度で更新していることが必要です(廃棄物処理法施行規則第9条の3ほか)。すでに優良認定を受けている会社が改めて申請する場合は、許可を受けた日から申請の日までの間です。環境省の優良産廃処理業者認定制度運用マニュアル(令和2年10月改訂)では、公表の方法として、産廃情報ネットを使う方法と、自社のホームページを使う方法が想定されていて、インターネットに載っていないパンフレットや広報誌は認められないとされています。
公表する事項と更新の頻度は、次のとおりです(施行規則と運用マニュアルをもとに、言葉をかみくだいてまとめました)。
| 公表する事項 | 更新の頻度 | 対象 |
|---|---|---|
| 会社の基礎情報(名称、所在地、設立年月日、資本金、代表者や役員の氏名と就任年月日、事業の内容。個人なら氏名、住所、事業の内容) | 変更の都度(代表者などの氏名は年1回以上) | 収集運搬・処分 |
| 事業計画の概要 | 変更の都度 | 収集運搬・処分 |
| 受けているすべての許可証の写し | 変更の都度 | 収集運搬・処分 |
| 運搬施設(車両の種類と数、低公害車の導入状況)、積替え・保管の場所 | 変更の都度(車両の種類や数などは年1回以上) | 収集運搬 |
| 処理施設(設置場所、種類、処理能力、処理方式など)と、事業場ごとの処理工程図 | 変更の都度 | 処分 |
| 直前1年間の一連の処理の行程(受入量、処分量、保管量、持出先など) | 年1回以上 | 処分 |
| 直前3年間の受入量と運搬量、または受入量と処分量 | 年1回以上 | 収集運搬・処分 |
| 直前3年間の処理施設の維持管理の状況、焼却施設の熱回収の実績 | 年1回以上 | 処分 |
| 直前3事業年度の財務諸表(法人の場合) | 少なくとも定時株主総会で承認・報告されるたび | 収集運搬・処分 |
| 処理料金の提示方法 | 変更の都度 | 収集運搬・処分 |
| 業務を担当する組織と人員配置 | 変更の都度(人員配置は年1回以上) | 収集運搬・処分 |
| 処分後の廃棄物の持出先を開示できるかどうか | 変更の都度 | 処分 |
| 事業場の公開の有無と頻度 | 変更の都度 | 収集運搬・処分 |
くわしい書き方の例は運用マニュアルに載っています。認定の基準に合っているかどうかの判断は許可を出す自治体が行うので、申請を考えているなら、早めに窓口に確かめておきましょう。ここで書いた内容は、2026年9月時点の法令と環境省の資料をもとにした一般的なものです。
認定を受けたら、許可ごとにはっきり示す
優良認定は、収集運搬や処分といった許可の区分ごと、許可を出した自治体ごとに、許可の更新のときに受けるものです。認定を受けたら、どの自治体のどの許可で認定を受けているのかを許可の一覧にはっきり書き、許可証の写しと一緒に示しましょう。運用マニュアルでも、交付された許可証などを使って、優良認定業者であることを取引先にわかりやすく示せることがメリットに挙げられています。財団の産廃情報ネット(さんぱいくん)でも、優良認定業者の一覧を見たり、優良認定の有無などの条件で処理業者を探したりできます。
ホームページに載せること|許可・品目・エリア・施設・料金・マニフェスト
優良認定を受けるかどうかにかかわらず、排出事業者が確かめたいのは、許可、品目、対応エリア、施設、料金の出し方、マニフェストへの対応の6つです。必要な項目と載せることを表にしました。
| 項目 | 載せること | ポイント |
|---|---|---|
| 許可の一覧 | 収集運搬・処分、特別管理産業廃棄物かどうか、許可番号、許可した自治体、有効期限 | 許可が多いなら一覧表に。期限切れを残さない |
| 取り扱う品目 | 許可を受けている産業廃棄物の種類。石綿含有産業廃棄物や水銀使用製品産業廃棄物を扱うかどうか | 許可証の品目と同じ言葉で書く |
| 対応エリア | 収集に行ける地域、許可を受けている自治体 | 地図と市区町村名の両方で |
| 施設・車両 | 処理施設の所在地・種類・処理能力、車両の種類と台数 | 写真で見せると伝わりやすい |
| 処理の流れ | 受け入れから処理、再資源化、最終処分まで | 図にすると担当者が社内で説明しやすい |
| 料金の出し方 | 料金表や計算式か、個別の見積もりか。見積もり料の有無 | 個別見積もりなら、その条件も書く |
| マニフェスト | 紙のマニフェストと電子マニフェスト(JWNET)への対応 | 電子マニフェストに加入しているかをはっきり |
| 実績 | 品目ごとの取扱量、対応している業種 | 取引先の名前は了解をとってから |
| 会社情報・環境の取り組み | 会社概要、ISO14001などの認証、事業場の見学の受け入れ | 優良認定を受けていれば、その旨と許可の区分 |
許可証の写しを載せるときは、運用マニュアルにならって、悪用を防ぐ表示を入れておくと安心です。情報に変更がないときも「〇年〇月〇日現在」と書き添えておくと、きちんと管理されている情報だと伝わります。会社概要の書き方は「会社概要ページの書き方」、品目や処理の方法ごとのページの作り方は「サービス紹介ページの書き方」も参考になります。
見積もりの導線|BtoBの問い合わせは「要る情報」を先に聞く
排出事業者からの問い合わせは、見積もりに要る情報をフォームで先に聞いておくと、やり取りの回数が減り、返事も早くなります。
- 会社と担当者:会社名、部署、担当者名、電話、メール。
- 廃棄物の中身:種類、性状(固形か液状かなど)、混ざっているもの。
- 量と頻度:おおよその量、1回きりか定期か、定期ならどのくらいの間隔か。
- 荷姿と場所:フレコンバッグやドラム缶などの荷姿、排出する場所の市区町村。
- 時期と資料:希望の時期、写真や成分がわかる資料(SDSなど)の添付。
全部を必須にすると送るのをためらう人もいるので、会社名と連絡先、廃棄物の種類だけを必須にして、ほかは「わかる範囲で」としておくのがおすすめです。社内で委託先を決めるときの資料にも使えるように、会社案内や許可の一覧をPDFでダウンロードできるようにしておくと親切です。電話で急ぎの相談をしたい人のために、受付の時間と、緊急のときの連絡先も書いておきましょう。受け入れられない廃棄物や、持ち込みができるかどうかなど、よく聞かれることは「よくある質問ページの作り方」を参考に、1ページにまとめておくと問い合わせの手間が減ります。BtoBの問い合わせを増やす考え方は「製造業・町工場のホームページ制作」や「お問い合わせを増やすホームページの作り方」にも書いています。
更新の段取り|「変更の都度」と「年1回以上」を分けて管理する
公表事項のページは作って終わりではなく、変更があったらすぐ直す項目と、年に1回以上見直す項目を分けて、担当者と時期を決めておくことが大切です。
- 変更があったらすぐ:許可の更新や変更、役員の交代、施設や車両の入れ替え、料金の出し方の変更。許可証の写しは、差し替えを忘れやすいところです。
- 決算のあと:定時株主総会で承認・報告された財務諸表を載せる。
- 年に1回:受入量や運搬量・処分量、処理の行程、施設の維持管理の状況、人員配置、車両の数。前の年と同じ時期に見直すと決めておくと忘れません。
数字の表は、ページに直接書く形でもPDFを差し替える形でも、それぞれに更新した日付を書いておくと、いつの時点の情報かがひと目でわかります。更新の作業を社内で回すのか、外に頼むのかも、公開する前に決めておきましょう。ホームページの運用の考え方は「ホームページの更新・運用のコツ」にまとめています。
採用ページ|ドライバーと現場の仕事を具体的に
採用ページは、ドライバーや選別など仕事ごとに、一日の流れと必要な免許、安全の取り組みを具体的に書くと、応募する人に働く姿を思い浮かべてもらえます。
- 仕事ごとの説明:収集運搬のドライバー、選別の作業、処理施設の運転、事務や営業。
- 一日の流れ:出勤、車両の点検、回る件数の目安、帰社の時間。
- 免許と資格:必要な運転免許、入社後に取れる資格や、その支援があるかどうか。
- 安全と環境:保護具、作業のルール、事故を防ぐための取り組み。
- 働く人の声:本人の了解をとって、実際の言葉と写真で。
「きつそう」「汚れそう」と思われることもある仕事だからこそ、実際の現場の写真と、安全や休みの取り方を正直に書くことが信頼につながります。採用ページの組み立ては「採用ページの作り方」にまとめています。

格安HP屋に頼むと|25万円(税込)で、許可と公表事項まで見やすく
格安HP屋なら、産業廃棄物処理業のホームページもHP新規制作25万円(税込)で作れて、許可の一覧や公表事項、品目ごとのページが増えても追加料金はかかりません。ページ数や機能の数で金額は変わらないので、必要なページを必要な数だけ用意できます。
- テンプレートを使わない、オリジナルのデザイン:会社ごとに、ゼロからデザインします。
- 初稿は実際に動くHTMLで:最初のデザインを、パソコンやスマートフォンで開いて触れる形でお見せします。許可の一覧表や公表事項の表が、担当者のパソコンでもスマホでも読みやすいかを、完成に近い形で確かめられます。打ち合わせはオンラインで、全国どこでも同じ料金です。
- 資料ダウンロードとお問い合わせフォームも標準:会社案内のPDFを置く資料ダウンロード機能と、自動返信や迷惑メール対策のついたフォームも同じ料金の中に入っています。
- 更新は自分でも、任せても:お知らせや実績はWordPressでご自身で無料で更新できます。保守は月額0円の都度依頼が基本で、定期的な更新も任せたい方には、更新作業が月10回まで入った保守管理プラン(月額2万円・税込)もあります。保守管理プランに最低契約期間はなく、必要な時期だけスポットで頼めます。
公表事項の数字や書類はお客様にご用意いただき、僕らはそれを読みやすい形に整えて載せます。認定の基準に合っているかどうかの判断は、許可を出す自治体に確かめてください。制作費のほかにかかるのは、サーバーとドメインの実費(年1〜2万円ほど、名義はお客様)だけで、支払いは納品時の一括です。
制作事例には、産業廃棄物の処理・リサイクルの東海環境株式会社のサイトがあります。どんな見せ方にしているかは制作事例で、ほかの業種のデザインはデザインイメージでご覧いただけます。料金の中身は料金のご案内にまとめています。
まとめ|許可と処理の中身を、確かめやすく
大切なのは、許可と処理の中身を確かめやすくすること、見積もりの相談まで迷わせないこと、公表した情報を決まった頻度で更新し続けることの3つです。
- 排出事業者は、品目・許可を受けた自治体・有効期限を最初に確かめる。許可の一覧と許可証の写しをわかりやすく
- 優良認定を目指すなら、決められた事項を許可の更新の申請の前6か月間、インターネットで公表しておく
- 公表事項は「変更の都度」と「年1回以上」に分けて、担当と時期を決めて更新する
- 問い合わせフォームでは、廃棄物の種類・量・頻度・荷姿・場所を先に聞く
- 採用ページは、仕事ごとの一日の流れと、免許・安全の取り組みを具体的に
許可の一覧や公表事項の表は、実際の画面で読みやすさを確かめるのがいちばんです。格安HP屋は初稿を実際に動くHTMLでお見せし、HP新規制作25万円(税込)・追加料金なし、テンプレートを使わないオリジナルのデザインでお作りします。相談と見積もりは無料です。許可や公表事項の見せ方から相談したい方は、お問い合わせからどうぞ。
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