この記事の結論
ホームページのアクセスが増えないときは、記事を書き足したり広告を考えたりする前に、まず数字を見て原因を絞るのが近道です。Search Consoleで「検索結果に出ているか」「出ているのに押されていないか」を確かめれば、見直す場所はほぼ決まります。「見つからない」を先に直し、次に「選ばれない」「探されていない」へ。この順番なら、ムダな作業をせずに済みます。
目次8の章+よくある質問
結論|ホームページのアクセスが増えない原因は、数字を見れば絞れる
ホームページのアクセスが増えない原因は、「検索に出ていない」「出ているのに押されない」「探される言葉とずれている」の3つに分けて考えると絞りやすくなります。どれに当てはまるかは、Googleの無料のツールであるSearch Console(検索での表示や登録の状態がわかる)とGA4(Googleアナリティクス。サイトに来た人の動きがわかる)を見れば、見当がつきます。
アクセスが少ないと、「ブログを毎日書かなきゃ」「SEOの会社に頼まなきゃ」と焦りがちです。でも、原因が「そもそもGoogleに登録されていない」なら、記事をいくら足しても届きません。逆に、検索結果には何度も出ているのに押されていないなら、直すのは記事の数ではなく、検索結果に出るタイトルと説明文です。原因を先に絞れば、手を入れる場所は数か所で済みます。
この記事では、最初に見る数字、見直す7つの点、直す順番、3か月でやること、作り直した方が早い場合の目安を、この順にまとめました。僕ら格安HP屋が自分たちのサイトでやっていることも、途中で紹介します。

まず数字を見る|Search ConsoleとGA4はこの4か所
最初に見るのは、Search Consoleの2つのレポートと、GA4の2つのレポートの、合わせて4か所です。どれも無料で、設定が済んでいれば数分で確かめられます。
| 見る場所 | 見る数字 | わかること |
|---|---|---|
| Search Console「検索パフォーマンス」 | クリック数・表示回数・CTR(クリック率)・平均掲載順位、クエリ(検索された言葉) | 検索結果に何回出て、何回押されたか。どんな言葉で出ているか |
| Search Console「ページ インデックス登録」 | 登録済み・未登録のページと、未登録の理由 | Googleに登録されていないページと、その理由(noindex・robots.txt・404など) |
| GA4「集客」>「トラフィック獲得」 | チャネル(どこから来たか)ごとのセッション数とエンゲージメント率 | 検索・SNS・ほかのサイト・直接など、入口ごとの人数と、ちゃんと読まれているか |
| GA4「エンゲージメント」>「ページとスクリーン」 | ページごとの表示回数 | どのページが見られていて、どのページが見られていないか |
期間は「過去3か月」にして、前の期間や去年の同じ時期と比べるのがコツです。Search Consoleの検索パフォーマンスは、はじめから過去3か月分が表示されるようになっています。GA4のエンゲージメント率は、10秒以上続いた、2ページ以上見られた、といった「ちゃんと見られたセッション(1回の来訪)」の割合です。GA4の使い方はGA4入門、Search Consoleの登録と見方はGoogleサーチコンソール入門にまとめています。
数字の組み合わせで、原因の見当をつける
| 数字の様子 | 考えられる原因 | 先に見直す点 |
|---|---|---|
| 検索の表示回数がほぼゼロ | Googleに登録されていない。探される言葉がページに無い | 1・2 |
| 表示回数はあるのに、クリックが少ない | 検索結果のタイトルと説明文が響いていない。掲載順位が2ページ目以降 | 2・3 |
| 検索から来ているのに、エンゲージメント率が低い | 探している答えがページに無い。スマホで読みにくい・遅い | 3・5 |
| 「地域名+業種」で探しても出てこない | Googleビジネスプロフィールが無い・情報が足りない | 4 |
| 検索以外の入口(参照・オーガニック ソーシャルなど)がほぼゼロ | 外からの入口が無い。新しいページが増えていない | 6・7 |
ちなみにGA4では、ChatGPTなどのAIから来た人は「AI アシスタント」、Googleの検索(AIによる概要を含む)から来た人は「オーガニック検索」に分けて表示されます。AI検索から来ている人がいるかどうかも、ここで確かめられます。AI検索への備えはAI検索に選ばれるホームページで書いています。
見直す7つの点|原因ごとの確かめ方と直し方
アクセスが増えないホームページで見直したいのは、登録・言葉・中身・地図・スマホ・更新・外からの入口の7つです。見つけてもらう前提にかかわるものから順に並べています。検索のしくみそのものはSEO対策の基本で説明しているので、ここでは確かめ方と直し方に絞ります。
1. Googleに登録(インデックス)されていない
Googleの検索窓に「site:」と自社のドメインをつなげて入れ(例:site:example.co.jp)、検索してみてください。自社のページが1件も出てこなければ、まだGoogleに登録されていません。GoogleのSEOスターターガイドでも、何かを始める前にこの方法で確かめるようすすめています。
公開して間もないなら、単に時間の問題かもしれません。気をつけたいのは、作っている途中に入れた「検索エンジンに登録しないで」という設定が、公開後も残っているケースです。WordPressなら、管理画面の「設定」>「表示設定」にある「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが入っていないか見てください。チェックが入っていると、ページに noindex(登録しないでという合図)が出力されます。Search Consoleの「ページ インデックス登録」で、未登録の理由に noindex や robots.txt が出ていないかも確かめます。社名で検索しても出てこないときの確かめ方は、ホームページがGoogle検索に出てこない原因と対処でくわしく書きました。
2. 探される言葉とずれている(地域や業種の言葉が無い)
お客様が検索に使う言葉とページの言葉がずれていると、中身が良くても検索結果に出にくくなります。ありがちなのは、社内の呼び方やサービスの愛称だけで書いていて、「地域名+業種」「困りごと+解決方法」のような、お客様が実際に打つ言葉が見当たらないケースです。トップページに市区町村の名前が一度も出てこない、ということもあります。
Googleのガイドにも、詳しい人とそうでない人では検索に使う言葉が違うので、読者が使いそうな言葉を予想して書くように、という説明があります。同じ意味の言い回しをすべて並べる必要はありません(Googleは、ページとさまざまな検索語句との関連を把握できるとしています)。Search Consoleの「クエリ」を見ると、実際にどんな言葉で表示されたかがわかります。見つけてほしい言葉がそこに無ければ、その言葉で探す人の疑問に答える見出しと本文を足します。ただし、同じ言葉を不自然に詰め込むのは逆効果です。Googleはキーワードの乱用を、スパムに関するポリシーの違反としています。
3. 中身が少ない・答えになっていない
ここで言う「中身」は、文字数のことではありません。Googleは、上位に出るための決まった文字数は無いと説明しています。大事なのは、読んだ人が「知りたかったことがわかった」と思えるかどうかです。Googleのユーザーを第一に考えたコンテンツの作成にも、読み終えた人が目的を果たすのに十分な情報を得られたか、という問いが挙がっています。
会社やお店のサイトで抜けがちなのは、料金の目安、頼んでから終わるまでの流れ、対応している地域、よくある質問、実際の事例です。問い合わせる前に誰もが知りたいことなのに、「詳しくはお問い合わせください」で止まっていると、比べている人はほかのサイトへ移ってしまいます。電話やメールでよく聞かれる質問を10個書き出して、サイトの中に答えがあるか確かめてみてください。書き方の考え方はコンテンツマーケティングの始め方にまとめています。
4. Googleビジネスプロフィールを使っていない
お店や事務所があって、近くのお客様を相手にしているなら、Googleビジネスプロフィール(Googleマップや検索に出る無料の店舗情報)も、ホームページと並ぶ大事な入口です。プロフィールにはホームページのURLを載せられるので、地図で見つけた人をホームページへ案内できます。
Googleビジネスプロフィールのヘルプによると、地図などに出るローカル検索の結果は、主に「関連性」「距離」「知名度」をもとに表示されます。オーナー確認をする、住所・営業時間・業種を正確に入れる、写真を載せる、クチコミに返信する。まずはこの基本を整えてください。店名・住所・電話番号は、ホームページの表記と一字一句そろえておきます。くわしいやり方はMEO対策の基本をどうぞ。
5. スマホで見にくい・表示が遅い
Googleは、スマートフォン向けに読み込んだページの内容をもとに、検索への登録と順位づけをしています(モバイルファーストインデックス)。スマホで開くと文字が小さい、横にはみ出す、ボタンが押しにくい、というサイトは、見る人にとっても検索にとっても不利です。
表示の速さは、Googleの無料ツール「PageSpeed Insights」にURLを入れると測れます。Googleは、読み込みの速さ(LCP)は2.5秒以内、操作への反応(INP)は200ミリ秒未満、読み込み中の表示のずれ(CLS)は0.1未満を目安にしています。遅いときにまず疑いたいのは、スマホで撮った写真を大きいまま載せていないかです。スマホ対応の考え方はスマホ対応の記事、速くする方法はホームページの表示速度を速くする方法で書いています。
6. 更新が止まっている
更新が止まっていることだけで、順位が下がるわけではありません。Googleは、中身を変えずに日付だけ新しくすることを避けたい例に挙げ、新しく見せるために大量の記事を足したり消したりしても順位は上がらない、としています。
それでも更新をすすめるのは、見る人のためです。お知らせの最新の日付が何年も前だと、「今も営業しているのかな」と不安にさせてしまいます。もう一つは、お客様の質問に答えるページが増えるほど、検索で見つけてもらえる入口も増えることです。月に1〜2本、よく聞かれる質問に答える記事を書く、事例を1件足す、くらいのペースで十分です。続けるコツはブログで集客する方法にまとめました。
7. 外からの入口が無い(リンク・SNS・名刺)
Googleは、主にすでに知っているページからリンクをたどって、新しいページを見つけています。取引先や加盟している団体、地域の情報サイトなどにリンクを載せてもらえると、見つけてもらう手がかりが増えます。
検索以外の入口も育てましょう。新しいページができたらSNSで知らせる。名刺やチラシ、見積書、メールの署名にURLを載せる。GoogleのSEOスターターガイドでも、会社のURLを名刺やレターヘッド、ポスターに載せるといった、ネットの外での宣伝がすすめられています。反対に、順位を上げるためにお金でリンクを買うのは、Googleのスパムに関するポリシーに反します。SNSとのつなぎ方はSNS連携の記事、インスタとの使い分けはインスタだけで集客できる?をどうぞ。
直す順番|「見つからない」を先に、お金に近いページから
直す順番は、「見つけてもらえるか」を先に、「選ばれるか」「入口を増やす」を後にするのが効率的です。7つの点で言えば、1(登録)と5(スマホ・速さ)が最初。次に2(言葉)・3(中身)・4(ビジネスプロフィール)、最後に6(更新)と7(外からの入口)です。
理由は単純で、Googleに登録されていないページや、スマホで開いて読めないページは、ほかをいくら直しても成果につながらないからです。土台を直す作業は、ほとんどが一度やれば終わるものなので、先に片づけてしまいましょう。
同じ段階の中で迷ったら、「お金に近いページ」から手を入れます。サービスの紹介、料金、問い合わせのページは、見た人が問い合わせるかどうかを決める場所です。ブログを10本書くより、サービスのページ1枚をお客様の疑問に答える形に書き直すほうが、早く結果につながることもあります。アクセスはあるのに問い合わせが来ない、という場合の見直し方は問い合わせを増やす方法にまとめています。
3か月でやること|1か月ごとに区切って進める
3か月あれば、7つの点をひと通り見直して、数字の変化を確かめるところまで進められます。変更がGoogleに反映されるまでには数時間から数か月かかることがあり、Googleも数週間待ってから効果を確かめるようすすめているので、1か月ごとに区切るのがちょうどいいペースです。
1か月目|見つけてもらう土台を整える
- Search ConsoleとGA4が動いているか確かめる。無ければ登録から始める
- site: 検索と「ページ インデックス登録」で、主なページが登録されているか確かめる。noindexの設定が残っていないか見る
- サイトマップを送信する(しくみはサイトマップとは)
- 全ページをスマホで開き、読みにくい・押しにくいところをメモする。PageSpeed Insightsで速さを測る
- Googleビジネスプロフィールのオーナー確認をして、住所・営業時間・写真・ホームページのURLを入れる
2か月目|言葉と中身を直す
- Search Consoleの「クエリ」で、どんな言葉で表示されているか確かめる
- 表示回数が多いのにクリックが少ないページは、タイトルと説明文を、中身がひと目でわかる文に書き直す
- よく聞かれる質問を書き出し、サービス・料金・流れ・対応地域・よくある質問のページに答えを足す
- トップページとサービスのページに、地域名と業種の言葉が自然に入っているか見直す
3か月目|入口を増やして、数字を比べる
- よく聞かれる質問に答える記事を2本ほど書き、SNSやメールで知らせる
- 名刺・チラシ・見積書・メールの署名にURLを入れる。取引先や加盟団体の紹介ページに、リンクを載せてもらえないか聞いてみる
- Search Consoleで、1か月目と比べて表示回数とクリック数がどう変わったかを見る。変わらないページは、言葉と中身をもう一度見直す
タイトルと説明文について補足すると、検索結果に出る説明文(スニペット)は、Googleが主にページの本文から自動で作ります。ページの内容を的確にまとめたメタディスクリプション(説明文の設定)があれば、それが使われることもあります。どちらにしても、ページごとに中身がわかる具体的なタイトルと説明をつけておくのが基本です。全ページ同じタイトル、というのがいちばんもったいない状態です。
作り直した方が早い場合|直すか作り直すかの目安
スマホで崩れる、自分で更新できない、ページの構成から直す必要がある、のどれかに当てはまるなら、部分的に直すより作り直した方が早いことが多いです。
- スマホ対応していない:パソコン用の画面を縮めて見せているだけなら、直す場所が全ページに及びます
- 自分で更新できない:更新のたびに制作会社へ頼む作りだと、3(中身)と6(更新)を続けるのが難しくなります
- サービスごとのページが無い:1ページに全部詰め込まれていると、探される言葉ごとの入口を作れません。ページの構成から考え直すことになります
- WordPressやPHP(サーバーで動くプログラム)が古いまま:更新できない作りは、セキュリティの面でも心配です(古いWordPressを放置するリスク)
反対に、文字や写真の差し替え、ページの追加、タイトルの書き直しで済むなら、作り直す必要はありません。部分的な直しで何ができるかは作り直さずにホームページを直す、作り直しの進め方はホームページのリニューアルをどうぞ。作り直すときは、今のURLに来ている人を新しいページへ引き継ぐ転送(301リダイレクト)を忘れずに。検索からの流入を落とさないやり方はリニューアルで検索順位を落とさない方法で書いています。

格安HP屋に頼むと|SEOの基本は標準、作り直しはリニューアル30万円
格安HP屋で作るホームページには、検索で見つけてもらうための基本の設定が、はじめから料金に含まれています。構造化データ(ページの中身を検索エンジンに伝える記述)、サイトマップ、OGP(SNSで共有されたときの表示)、GA4の設定、スマホ最適化です。検索エンジンとChatGPTなどのAI検索に読まれやすい作りも、標準で入れています。ただし、検索順位のお約束はしません。この記事で書いたとおり、順位は中身と入口の積み重ねで決まるものだからです。
アクセスが伸びない今のサイトを作り直すなら、HPリニューアルは30万円(税込)です。今のサイトの分析と作り直しの設計、全ページの移行、URLの転送(リダイレクト)、SEOの引き継ぎまで入っていて、ページ数や機能の数で金額は変わりません。サーバー・ドメインの実費(年1〜2万円ほど。名義はお客様)以外に、追加料金はかかりません。新しく作る場合はHP新規制作が25万円、1ページのLP制作は8万円(どちらも税込)です。
デザインはテンプレートを使わず、一社ずつゼロから作るオリジナルです。初稿は、画像やラフではなく、パソコンやスマートフォンで実際に開いて触れるHTMLのデザインでお見せします。7つの点の5(スマホで見にくい)も、初稿の段階でご自身のスマホで確かめられるので、行き違いが少なく済みます。
僕ら自身のサイトでも、すべてのコラムに構造化データを入れてサイトマップを出し、更新したページはIndexNow(Bingなどに更新を知らせるしくみ)で知らせています。GA4では、電話やメールのリンクが押された回数と、お問い合わせフォームの送信を数えています。アクセスの数だけでなく、問い合わせにつながったかまで見るためです。
公開後は、お知らせやブログをWordPressでお客様ご自身が無料で更新できます(更新のマニュアルもお渡しします)。保守は月額0円の都度依頼が基本で、更新や保守をまとめて任せたい方には保守管理プラン(月額2万円・税込)もあります。保守管理プランに最低契約期間はなく、必要な時期だけスポットで頼めます。料金は料金プラン、これまでに作ったサイトは制作事例でご覧いただけます。
まとめ|数字で原因を絞ってから、順番に直す
ホームページのアクセスが増えないときは、焦って手を広げる前に、数字で原因を絞るのが近道です。
- Search Consoleの検索パフォーマンスとページ インデックス登録、GA4のトラフィック獲得とページとスクリーンを見て、原因の見当をつける
- 見直すのは、登録・言葉・中身・Googleビジネスプロフィール・スマホと速さ・更新・外からの入口の7つ
- 直す順番は「見つからない」から。同じ段階なら、お金に近いページから
- 結果が出るまでには数週間から数か月かかる。3か月を目安に、1か月ごとに数字を比べる
- スマホで崩れる・自分で更新できない・構成から直したいなら、作り直した方が早い
作り直すと決めたら、格安HP屋のリニューアルは30万円(税込・追加料金なし)です。テンプレートを使わないオリジナルのデザインで、初稿から動くHTMLで確かめていただけます。打ち合わせはオンラインなので、全国どこからでも同じ料金・同じ流れです。直すか作り直すか迷っている段階でも、お問い合わせからお気軽にご相談ください。相談・見積もりは無料です。
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